【前回の記事を読む】母の人生をふりかえる――古希を迎えた年に亡くなった母。思い出が薄れてしまう前に、忘れてしまう前に「本として残したい」私にとって周おばあちゃんの思い出といえば、ある正月、兄弟家族が集ってお祝いをしたときのこと。かるたは、百人一首である。周おばあちゃんはかるたの名手で、孫の私に秘策を教えてくれた。「むすめふさほせ」──これで始まる句は一つしかないので、これを覚えると誰よりも早く取…
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エッセイ『おふくろの品格』【第2回】奥井 栄一
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小説『テーバイの将軍エパミノンダスとペロピダス』【第2回】竹中 愛語
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評論『プレストレストコンクリートと都市トンネル工法』【第2回】西川 和良
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小説『小さい皆さん、こんにちは』【第2回】わたなべ たけひこ
森で生まれた黒ヒョウの子は父親のように強くなるために旅立った。やがて立派な若者に成長し、生まれ故郷に帰ってきたが……
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小説『29歳、右折の週』【第21回】言田 みさこ
婚約者がいるのに「帰りに話し合おう。二人だけで」――なんと魅力のある甘い誘惑だろうか。手を伸ばせば届く所に彼がいて…
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小説『なでしこの記憶』【第23回】坪井 聖
焦りから鍵穴にうまく差せず、3度、4度目でようやく。勢いよくドアを開け、「誰!?」奥から響く足音に、硬直すると…
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エッセイ『62歳、旅に出る!』【第22回】菊池 亮
【60代のひとり旅】日本人学生の授業妨害に喝! 教師としての思いと、音楽でつながる英語学習
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エッセイ『未来への翼』【第2回】鈴木 忠彦
三歳の夏の夜、遠くの町が真っ赤に燃えているのが見えた。それが太平洋戦争末期一九四五(昭和二十)年七月の甲府空襲だった
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エッセイ『Re:start[人気連載ピックアップ]』【第12回】森 亜美
自分の顔なのに凄く怖かった......夫は気を使って、窓ガラスの反射や鏡で今の姿が映らないようにしてくれた
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エッセイ『生抜力®』【第2回】梶井 寛
ひらめいたのは“セルフ解体”。自分で解体すれば、費用が浮くではないか! 施主自ら作業を進めていると、不安にかられた設計士が…
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小説『振袖の謎森』【第2回】ホシヤマ 昭一
「しかし、隣町の団圃さんもお金持ちだか何だか知らないけど、花嫁を迎えるのに列車を仕立てるなんて、困ったもんだ」
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小説『不倫の何がいけないの?[人気連載ピックアップ]』【第34回】安本丹
温泉旅館へのお誘いを断った私。――しかし本当は、心も身体も彼と一つになりたい
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小説『エメラルド国物語』【第2回】光川 星純
「ここはアルプスの雪解け水があるからな」おじいちゃんが自慢していた谷川の水が、去年の半分になっている。ホタルも全然いなくて…
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小説『大人の恋愛ピックアップ』【第4回】
「もうあなたを愛せない!」別れを切り出した夜、主人は何も言わず私のベッドに入ってきて...
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エッセイ『【終戦80年】戦争体験ピックアップ』【第6回】横山 緝子
【終戦80年】昭和二十年三月十日、東京が壊滅的な被害を受けた朝。赤紙がきた父が入隊するために向かうと電車はもうなかった…
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小説『霧は、アンダンテで流れ行く』【第2回】余語 眞二
社長の一言で、気づいたら結婚することになっていた――高卒で工務店に就職した父と、その工務店で事務をしていた母は…
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小説『鼠たちのカクメイ』【第35回】横山 由貴男
大塩の首をこの目で見たいと言う大御所・徳川家斉に謁見するため、カイは田沼意留とともに“一介の旗本”として江戸城に乗り込む
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評論『怪物退治の夏[注目連載ピックアップ]』【新連載】畑山 公希
名将・斎藤一之監督を知る者がいなくなる前に──かつて甲子園を沸かせた銚子商と“野球の町”最後の記録
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小説『ナタリー』【第2回】福ゐ 行介
1年間住むことになるウェストキャンプの小さな家の前に立った時、満天の星空と縦横無尽に飛び交う蛍の群れが祝福してくれた