【前回の記事を読む】「姿勢制御とアバターの高さ調整をリアルタイム(VR空間上)で行えるギミックを作ったから見て見て〜」盟友との運命の出会い

2 メタバースを眺めてみた(市場分析)

メタバースへの参入

【メタバースで商売を始めたきっかけ】

サークルの立ち上げを提案しようと思ったきっかけ・理由は、もちろんこの「VRC睡眠システム(プロトタイプ)」の完成度・コンセプトもあるのですが、もう一つ大きなきっかけ・理由があります。

それはTKSPさんが同時期に制作した「ギミック導入ツール」です。簡単に説明すると、「Unity上でドラッグ&ドロップで設定が終わるセットアップツール」になります。

何がすごかったのか。

当時しっかりと機能するアバターギミックは、導入するだけでもかなり複雑な工程・説明を行わなければなりませんでした。それはVRChat・Unity初心者(〜中級者)にはハードルが高く、簡単なギミックですら普及には至りにくい現状の原因の一つでもありました。

しかし「ギミック導入ツール」はそのハードルを大きく下げ、アバターギミックを「説明書のみで(なんならなしで)誰でも30秒で設定を完了できる」ものにしたのです。

「ユーザーの目的達成に対するコスト簡略化」、それは自分が考える商売・商品の基礎概念の一つ「ユーザーの目的達成のための道具を商品・サービスとする」にのっとっており、「ギミック導入ツール」はそれにあたる! と気づいた自分は、自信を持ってTKSPさんを活動に誘ったのでした。

【チーム発足】

ここからは他のメンバーの話。

VRC合法チート研究会は自分を含め現在(2024年)7名のチームです。開発長、代表、開発助手、デザイン、品質管理、韓国語翻訳、英語翻訳をそれぞれのメンバーが担当しています。