【前回の記事を読む】VRC合法チート研究会を立ち上げたきっかけは「ギミック導入ツール」
2 メタバースを眺めてみた(市場分析)
メタバースへの参入
【チーム発足】
zata(ザタ):英語翻訳
作品の英語翻訳を担当。複数言語を操る人(スゴい!)
VRChatのユーザーで一番多いのは英語圏。というのもそもそもVRChatはアメリカの企業の開発したサービス。作品の紹介から、ワールドの文言まで、幅広く出番がある役割。本職は海外の学生。
「やりたいことがあるけど、メンバーをどう募ったら良いのかわからない」という声をよく聞きますが、今回(私)の場合は基本的には元々友達や知り合いが何人かいて、その中で波長の合う人・価値観が合う人、やろうとしてる・やってることを面白がって手伝いを申し出てくれた人で構成されています。
メンバーはごく短期間で集まり、「自分、趣味でこういうこともやってるんだよね」がたまたま合致した結果になります。
もしVRChatやメタバース内で能動的に「何かをやりたい!」「こういうものがあったらいいと思う!」と考えていて、仲間を集めたい方がいるようでしたら、まずは協力してくれそうな友達(フレンド)を増やすことから始めてみてはいかがでしょうか。
コツは「こういうことがしたい。仲間を探してる」旨を言葉にして周りに言うことです。
また最近ですと、とりあえずアイディアのタイトルとともに「こんなことしたい! 仲間が欲しい!」をSNSに投稿するのも流行りかと思います。

【当時のメタバース市場と市場設定】
メンバーは集まりました。
その集まったメンバーで何をしようか、制作した作品をどこで発表しようか、などを考える前に、自分たちを取り巻く環境について考えてみました。
これは商売でも創作でも就活でも何でもそうですが、まず「どこをメインフィールドとして行動するか」を設定するのと、「そのフィールドの現状を知る」必要があります。「旅行に行く前に現地のことを調べましょう」ってやつですね。
今回の場合は、市場を大まかに「メタバース>VRChat>改変>BOOTH」と設定しつつ、ここからさらに細かく設定と分析を展開していこうと思います。
あくまで当時(2021年10月時点で)、筆者に見えた範囲での話になるため悪しからず……。
あ! あと! かなり眠い内容になってるんで! アレな人はP.51まで読み飛ばしちゃってもOK!