認知症の母のデイサービス開始
ケアマネージャーの馬渕さん、〈デイサービスぱふぇ〉のスタッフ、〈デイサービスシルバースポーツ〉のスタッフ、ヘルパーが来る。
馬渕ケアマネが、あしたから母が通うデイサービスの説明をする。契約書に、母の住所、名前、生年月日などを書く。母のスケジュールはご覧のとおりだ。
㈰ 休み
㈪ デイサービスシルバースポーツ
㈫ ヘルパー
㈬ デイサービスぱふぇ
㈭ ヘルパー
㈮ 休み
㈯ デイサービスぱふぇ
佐藤さんという、〈ぱふぇ〉の女性スタッフが言った。
「デイサービスがある日は、八時半ごろまでに、これから伺うかがうという電話をさしあげます」
要は、八時半までに食事と飲薬を済ませておいてね、ということだ。
「息子さんは?」
「大抵家にいます」
「デイサービスを出るのが十六時四十分なので、帰りは十六時五十分ぐらいになります」
デイサービスの請求書は銀行引き落としでお願いする。
「目とか耳とかは?」
見えるし、聞こえるから問題ないよ、と母。
ゆっこが母に、
「ね? 悪口はよく聞こえるんだよね?」
「ふふっ。嫌なこと言うねえ」
スタッフがゆっこにたずねる。
「ご家族の連絡先は?」
「私が一番で、はやちゃんのも書いておこうかな」