朝丘 大介

1970年神奈川県に生まれる。元理学療法士。150床ある老人保健施設のリハビリテーション科を立ち上げる。2004年、交通事故に遭い、全身六か所の骨折と脳挫傷を負い、高次脳機能障害と診断される。2,722人の中から第16回300文字小説賞優秀賞を受賞。技巧派作家であった故津原泰水の教えを受ける。肺癌の父、認知症の母の6年に及ぶダブル介護を経、現在は神奈川県にある就労継続支援B型事業所『つばさ』で、Webのミニコラムを書く仕事をしている。著書に『オレンジ病棟』『アミューズメント・ホスピタル』がある。
▼関連リンク
ブログ
https://nemoblog-de-kenkou.net/category/nemoblog/tanoen/

書籍

  • アミューズメント・ホスピタル
    朝丘 大介
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    モンスターペイシェントに顔を傷つけられてPTSDを患ったイケメン薬剤師、
    プロレス好きで体を鍛え続ける筋肉ムキムキの老人患者、
    レントゲン撮影でカリスマ宗教家のの胸中に映る神様、
    夜中になると歯科にあらわれる元ミスコン女王の亡霊、
    人間の脳みそでつくられた“魔法のスープ”の味が忘れられない人気女子アナ、
    20年間妊婦のおなかの中に、ひきこもり続ける巨大児…

    いきなり始まるノンストップドタバタ劇。
    深夜の音原大学附属病院では今日も何かが起きている。
    病院の奇妙な住人達を描いた医療エンターテインメント!
  • 親子すごろく
    僕と父母の障老介護話
    朝丘 大介
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    障害者の息子が、両親の介護に挑んだ壮絶な6年間を描く介護のリアルと家族の絆を描いたノンフィクション。
    障がいを抱えた著者が、肺がんの父と認知症の母を同時に支える家族介護の現実を描いた実録。介護の葛藤や絶望、支援制度の活用、家族との関わりを通じて、「家族」「介護」「生きること」の意味を見つめ直すドキュメンタリー作品。
  • オレンジ病棟
    朝丘 大介
    出版社名:幻冬舎メディアコンサルティング
    骨折6か所、脳挫傷、見当識障害あり。闇の底から生還した僕を、オレンジがやさしく包んだ。
    ひとりで頑張ってきたけれど、車に撥ねられ障害を負った。
    障害を受けいれられずボロボロになったけれど、いつも仲間がいてくれた。
    おかしくて切なくて、心の奥がツンとする、ノンストップ・エンターテイメントノベル。