スマホで番組を観ながら寝落ちする毎日だった。娘がトイレに起きた時に、気付いてそっと毎晩スマホを消してくれていた。

お笑い番組を毎晩観ていた(いまだに観ているが)一方で、私は同じ状況の人がどうなっていくのか、今の息苦しさ、足を前に出すのもしんどい今がいつまで続くのか、来年には少しでも楽になるんだろうか?などと思い、そんなドラマも観た。

その一つが、アメリカのドラマ『THIS IS US』(2016年からに6シーズンまでNBC)である。

『THIS IS US』も旦那さんが急死するドラマなのだが、当時は同じ境遇の人の“何か”を自ら探して観ていたのだ。

それでも日本人の日本語で再現されるドラマを観るのは、あまりにリアルすぎた。

なので、元々アメリカかぶれであることも手伝って、このドラマはすごく私にヒットした。ドラマの中の奥さんの細かな描写、セリフに心底共感した。

内容は“旦那さんが火事でケガを負い奥さんが運転して病院に連れて行き、ケガの治療も終わり、本人も周りも命に別状はないと思って一旦は安心したが、実は旦那さんは煙をたくさん吸っていて、一酸化炭素中毒になり急変、数時間後に亡くなる。そして、奥さんは旦那さんを連れてきたその車で、一旦家に帰る。運転席のカップホルダーには旦那さんの、ついさっきの、飲みかけのコーヒーがあった。”というものだ。

その場面を私は忘れられない。涙が止まらなかった。ドラマの中の奥さんもそのカップホルダーのコーヒーを見て泣いていた。

その家族には三人の子供がいて、兄、兄、妹。

その状況も我が家と近く、お母さんや子供たちがこの先どうなっていくのか? 私は安心したかった!