高齢者の睡眠パターン
高齢者の睡眠は、次のように変化します。
・深いノンレム睡眠が減り、浅いノンレム睡眠や、睡 眠中に目が開く中途覚醒が増えることが特徴です。
・レム睡眠の時間が短くなり、質の高い休息が取り づらくなります。このため、呼気からの水分蒸発が少なくなります。
・早寝早起きの傾向が強まり、睡眠のリズムが変化 します。
これらの変化は、加齢による体内時計やホルモン分泌の変化が原因で起こることもあります。また、レム睡眠の占める割合は、総睡眠時間の15~20%と言われています。
(厚労省 e-ヘルスネット「眠りのメカニズム」他、参考)
睡眠と健康の関係
高齢者の睡眠パターンの変化は、睡眠中の発汗量や尿量に影響を与え、夜間頻尿や体の疲れに関係する可能性があります。
「睡眠の質」(深さ、回復度、安定性)を見直し、深いノンレム睡眠を増やすことが、健康維持につながると考えられます。
ノンレム睡眠からレム睡眠終了までの睡眠サイクルは90~100分といわれます。 2サイクル終了時まで排尿行動を抑えるのが目標です。
2)深部体温の日内変動に関する若年者と高齢者の比較
深部体温と睡眠パターンの関係について、若年者と高齢者の深部体温の1日を通した「日内リズム」の違いを、図②を参考に述べていきます。
