【前回記事を読む】たまにしか来ないのに、なぜか来るたび綺麗な両親の墓…ある日、その墓の前である人物が手を合わせていて…
瞳にプロポーズ~年の差婚
「そういえば英君、今日どこか行ってたの」
あっ、と思い出したように英介は言った。
「そうだそうだ、今日両親のお墓参りに行ってきたんだけどそれが久しぶりに小学校の時の担任の先生に会ったんだよ。両親が亡くなり転校して以来の再会だったんだ」
「私生まれてる?」
ニコニコしながら瞳は言った。
「勘弁してくれよ」
英介は困った顔をした。
そして英介はカバンからお守りを取り出し瞳に見せた。
「英君それお守り?」
瞳は不思議そうに英介を見た。
「父を守り先生を守ってくれた大切なお守りなんだ。先生が俺にって渡してくれたんだ。だから次は俺の番」
英介は瞳の顔を見た。
「そうなんだ。英君それも大事なんだけど持ってきてくれたもんじゃ焼きも大事だよ。食べよ」
二人は汗をかきそしてビールを飲みながらもんじゃ焼きをアチアチと食べていた。
しばらくしてもんじゃ焼きを食べお腹が一杯になった二人はスカイツリーの展望台へ行き夜景を満喫することにした。
瞳は子供のように速足で夜景の見える展望デッキへ進んだ。
「英君、見てめちゃくちゃ綺麗だよ」