私達はいい加減花火を堪能した後、夕食が待っているので帰ることに。乱れていた浴衣もおおよそ直し、淑(しと)やかに歩く道すがら、友とふーちゃん、裕子までさっきの事を思い出し、殿に話し掛け質問攻め。「水野君ってテニス部よね。なのに凄かった。剣道ってか護身術みたいなもの習っているとか」と友が言えば、「水野君、格好良かったよ! 学校ではそれ程、あっ失礼。えぇーとですね、目立っている訳ではないのに」とふーち…
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小説『殿と猫と私』【最終回】稲乃平 芽來
まるで誘われるような、みごとな剣技。剣道の経験もない中学生が、短い枝を手にしたかと思うと、すぐに低く構えるが否や突いてきた。
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小説『殿と猫と私』【第20回】稲乃平 芽來
「京都観光、いいご身分やねぇ。女の子沢山引き連れて…」殿が取り囲まれた! だが殿の行動は早い。太い枝を掴み低く構えると…
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小説『殿と猫と私』【第19回】稲乃平 芽來
目的のオルゴール館ではしゃいでいると職員に注意されたが、殿のほうは音色の美しさに聴き入っているようだった
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小説『殿と猫と私』【第18回】稲乃平 芽來
「ねぇ本当に放っておいて、良かったの。」京都御所に舞い上がっちゃってる殿とは別行動で観光を楽しむことになったけど…
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小説『殿と猫と私』【第17回】稲乃平 芽來
「この世界には、まだ天皇はおられるか」と不安そうに聞いてきた殿
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小説『殿と猫と私』【第16回】稲乃平 芽來
せっかく名古屋まで来たのに、遊ばないの!?殿は図書館でず~っと調べもの
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小説『殿と猫と私』【第15回】稲乃平 芽來
「今は馬には誰も乗らなくなったのか」と動揺を隠しきれない様子で聞いてきた殿
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小説『殿と猫と私』【第14回】稲乃平 芽來
一升瓶に入った毒薬のような黒い煮出し汁を絵図にたらすと…死人が憑依!?
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小説『殿と猫と私』【第13回】稲乃平 芽來
高校の推薦入学が決定!仲良し女子3人組でお気楽京都一泊旅行へ
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小説『殿と猫と私』【第12回】稲乃平 芽來
歴史の話で意気投合する一人と一匹に、ぽつんと一人疎外感…。
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小説『殿と猫と私』【第11回】稲乃平 芽來
言葉を話す猫の正体は入尾城主に仕えていた猫の生まれ変わり!主人の末裔を前に猫は…
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小説『殿と猫と私』【第10回】稲乃平 芽來
揃えた漢方薬を煮出していく…。怖いくらい濃い色のそれは人に飲ませる為ではなく…
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小説『殿と猫と私』【第9回】稲乃平 芽來
タマは「飼い猫になって家のものを少し使わせてもらう」というが…。揃えるものは漢方薬?
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小説『殿と猫と私』【第8回】稲乃平 芽來
ようやくあいつに話しかける「人目もあるから体育館の裏へ行こう」
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小説『殿と猫と私』【第7回】稲乃平 芽來
「あいつに私が頼みに行く?無理無理」思わず拒否したタマのお願い
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小説『殿と猫と私』【第6回】稲乃平 芽來
「えぇーーっ!それは可哀想過ぎる。」猫のタマの語るかつての友達の話が壮絶で…
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小説『殿と猫と私』【第5回】稲乃平 芽來
「俺も随分長く生きてきたけど…」猫のタマ、とんでもない過去を語る!?
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小説『殿と猫と私』【第4回】稲乃平 芽來
大体は八幡社で寝て…「まあー俺はお守り猫だからな」お守り猫って一体…!?
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小説『殿と猫と私』【第3回】稲乃平 芽來
【小説】授業を受けていても何だかそわそわ。不思議な猫との出会いに夢中になる少女
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小説『殿と猫と私』【第2回】稲乃平 芽來
「お前の母親もその一人だ」しゃべる猫が明かした“思わず叫んだ”事実
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