本の日×いい推しの日!GLO編集部おすすめ作品特集!
本の日(11月1日)、推しの日(11月4日)にちなんで…GLO編集部の"推し本"をご紹介📚✨
恋愛小説からミステリー、エッセイなど…とっておきの"推し"をご紹介いたします!
目次
『毎度、天国飯店です』
竹村 和貢
“徒然草の美人”に、心奪われた。
サークル掲示板の前に立つ彼女の手には、一冊の書籍。
夏生は、彼女の「たやすからず思はれむ」男になれるのか。
一年のモラトリアムを経て、大学進学を決意した夏生。物がない、お金がないなかでも、文学サークルに顔を出し、安いアルバイト代で本を読む日々は充実していた。
店の常連・玄二と薫子の奇妙な関係や、親友と難聴を患う少女の支え合う姿に、彼は何を思う――。
一九八〇年代の情緒溢れる京都を舞台に繰り広げられる、ほの甘い青春物語。
編集部からのコメント
料理の描写がとにかく美味しそうです!
メインは大学生・夏生の青春物語ですが、障害児教育の話題もあり、多様性や個性、それぞれの成長について考えさせられる小説です。
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『老楽』
遠藤トク子
人生いくつになっても、花を咲かせばいい。
酸いも甘いも味わい、喜寿を迎えようとする今こそ描く「童話」集ならぬ「老話」集。
「百歳まで生きてもらう」と節制した食事を強いる長男の嫁。
生きているうちに好きなものを好きなだけ食べさせてほしい、と切に願う老夫婦が案じた一計とは……?
人の温かさをユーモアたっぷりに描く「生きる幸せ」をはじめ、心を癒し、日々に彩りをそえる六篇の老話を収録。
誰もが避けられない「老い」と「死」。
そのリアルな厳しい現実に、それでも穏やかに、素直に向き合う。
編集部からのコメント
老いとともに生きる「老話」という新しいジャンル。読後には、「こんなふうに歳を重ねたい」と思わされるような作品です。
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老楽という言葉がある。みっともなくても、かっこ悪くても、老いをとことん楽しむ。
『にゃん太郎の冒険物語』
作間 瓔子
出会いと、すれ違う心を覗いてみると......?
優しい園田さん一家と過ごしていた自称賢い猫・にゃん太郎は、平穏な暮らしに飽き飽きして家出を決意します。
外の世界にはにゃん太郎の知らないことがいっぱいで、町内を散歩しながら人間たちの日常を覗き込むと、猫には計り知れない人間だけのいざこざがあるようで……。
人間の日常と一匹の猫の大冒険が交差する、多彩な切り口で描く連作短編集。
編集部からのコメント
第5回から始まる「言わせてもらえば」という短編がおすすめです。
「自宅の一室を時間貸ししてしまった気弱な家主 vs ピアノ教室を運営する厚顔無恥な借主」が繰り広げる攻防戦で、借主が遠慮のない要求を次々と力技で通してゆく展開にハラハラさせられます。
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僕をかわいがってくれたのは初めだけ。そのうち気のない挨拶をして、他の用事に移ってしまうようになった。
『野島・夏島』
小川 賢
短く消滅した日本海軍初の飛行艇部隊「横浜海軍航空隊」。 その知られざる活躍と、隊員たちの生き様を、 見守り続けた女性の視点で感動的に描いた本格歴史小説。
短く消滅した日本海軍初の飛行艇部隊「横浜海軍航空隊」。
その知られざる活躍と、隊員たちの生き様を、
見守り続けた女性の視点で感動的に描いた本格歴史小説。
編集部からのコメント
終戦間際の横浜を舞台にした、女性視点の戦争小説😢
野島や夏島は古くからある観光地でここから見える海は大変綺麗なのですが戦時中には……
とにかく読んでみてください📚
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かつて野島は風光明媚な場所で人々に愛されていた。しかし、今では帝都東京を守るための重要な海軍基地になっていた
『夢を叶えた、バツイチ香子と最強の恋男』
武きき
バツイチにだって、人生最高の恋はやってくる
「結婚ってあんなに辛いものなのかな」
四十二歳で離婚し、バツイチになった香子(こうこ)。 途方に暮れていた彼女は、“住み込みに限りお手伝い求む”の張り紙のある大きなお屋敷を見つけ、履歴書も持たずに思い切って飛び込んだ。
中から出てきたのは、長身で黒縁メガネをかけた、怖そうな雰囲気の丈哉(たけや)。
「家事が大好きで、離婚して独り身。一日中お台所に居たいのです」
猛烈な自己アピールから始まったこの奇妙な出会いが、香子の運命を思いがけない方向へと変えていく——。
人生は何度でもやり直せる、ときめきの再スタート!
編集部からのコメント
もう恋愛なんて…と思っていても、
私にも運命の出会いがやってくるかも💭と感じさせてくれる作品です!
GLOでしか読めない、唯一無二の恋愛小説です🙌
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42歳で離婚しバツイチに…。でも今が一番幸せ!——何歳になっても「運命の出会い」はやってくる。第二の人生、ときめき再スタート!
『泥の中で咲け』
松谷 美善
人はいつからでも生き直せる
引きこもりの日々から突然、たった一人の家族である母を亡くした坂本曜。
社会生活に無知な彼がとったその後の行動、そして流転の日々――
人々のつながりと家族の再生を描いた連作短篇集。
母の笑った顔は、忘却していた。
でも、「曜、しっかり生きろ」と聞こえた声は母なんだ。
雨上がりの空を仰いだ。
遠い日のアパートの部屋の匂いがした。(本文より)
編集部からのコメント
母を亡くし孤独の中で生きる16歳の少年。
絶望の中で悪に手を染めた少年が、大人になりやがて他人の優しさに救われていく物語。
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担任の女教師から言われた差別的なひと言。そして、いじめ。僕は高校を2か月でやめた
『極彩の岬』
熊坂 俊太郎
白亜の灯台が見た、鮮烈な色彩(ミステリー)
『神奈川県M半島100年史』の執筆を任された20代の社会科教師・クロカリ。
太平洋戦争中の史料を漁っていると、米国公文書館のアーカイブでZ埼灯台を舞台とした奇妙な「映像」を見つける。
そこには、目を疑うような戦中の光景が記録されていて――。
劇画のストーリーテラーが描く、ミステリーの世界!
編集部からのコメント
戦時中に撮影されたある映像の違和感…。
主人公と共に真実に近づいていく感覚を味わえて、次から次へとページをめくってしまいます。
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真夏の岬に屹立する白亜の灯台――敗戦の影に封印された“不可解な事件”の謎
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