《笑い》
高学年になると笑い袋と言われていた時期もありました。それからというもの、“笑い”は私の人生とは切っても切れないものとなりました。
私の笑い過ぎにも困ることが多々ありました。全校生徒が集まる朝会や始業式や終業式、入学式や卒業式の“笑ってはいけない状況”になると一部の男子や女子が私を笑わせるために静かにボケてくることが多く、本当に止めてほしかったです。
私は何度も吹き出してくる笑いをこらえ、笑ってしまう事もありました。特に聖子は私の笑いのツボを知り尽くしているから目と目が合うだけで私は声を殺して肩を揺らして笑っていました。周りからしたら私が喜んでいると勘違いさせてしまい、ちょっかいをかける要因を作っていたのかもしれません。