11月19日 雪降り~30日  【1歳4か月】

早朝から布オムツがぐしょ濡れで、朝だけで3回取り替える。紙おむつが新しく使われ始めていたが、父の母が送ってくれた晒し木綿で布オムツを縫って使用していた。

数日後、我が家でも“漏れない”がうたい文句の新発売の紙おむつに変更したが、けいたのおしっこを収容しきれず、パジャマの上下、ふとんもぐっしょり。

12月5日~9日

保育園のもちつき大会で、はじめてのお餅体験。きなこもち1個、納豆餅2個、あんこ餅 3個で、大食い。

トイレ中の父にわざわざみかんを持ってきてくれた。気がきくけど、場所がなぁ。次には、持って来た絵本“12の月たち”を読まされた。

12月11日 雨から雪にかわる~15日

保育園から帰ってきてからご機嫌斜め。悪天候のため外で遊べなかったせいか、食べ物をなげたり、栓抜きでお椀や皿を強くたたく。なんど言っても聞かないので、父が栓抜きを取り上げて、その手をひとつたたいた。

けいたの顔を見つめる。おこられたのがわかるのか、父に初めて手をたたかれて、戸惑った悲しそうな目をして泣いた。たたいた手の感触とけいたのあふれる涙の目は忘れない。

朝から元気はつらつで雪の積もった縁側に素足で出た。足についた雪を、身体を折り曲げて、必死にしゃぶろうとしている姿がおかしい。

折角の日曜日の早朝、父が布団に潜り込んでいると、寒そうな顔してけいたがぐずっている。

見ると、父のジャージを持って「ヤーヤ、ウーウ」、仕方なくジャージをはくと、次はシャツを持ってきて「アーウー」、それを着ると、次は自分のセーターを指さして「ウーヤー」、それを着せると、両手を差し出してきて、だっこ。

指示順は的確で、父はもうねてられない、母はまだぐっすり。

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