【前回記事を読む】一歳の息子が、すべり台から勢い余って頭を打ち、頭を抱えて泣いた。周りのみんなはその姿をみて―。
Ⅰ 幼児のころ 1987~1990年
満2歳 「りきくんのぶんも」たくみな誘導で貯金詐欺?
8月6日~14日
父がトイレ中、けいたが戸を開けて入ってきた。その手にはポン酢しょうゆのビン。父が「それはダメ!」と言ったら、すぐに戸を閉めて逃げた……。
けいたが子ども用のハシをなげて父のハシを使い、プラのカップをいやがってガラスコップで牛乳を飲み、幼児イスを拒否して大人と同じ座椅子に。座布団を半折にして高くしてやると、自分で座布団を開いてから座って、首から上だけテーブルから出している。おまけに牛乳を拒否してビールを指さし「びーる」。
けいたが、はだかんぼうで近くで工事中のおじさんたちが休憩しているところに入りこみ、パンをもらってきた。それを3等分して父も母も食べた。けいたのものなのに。
自分だけエプロンしているのが気にいらない。むしり取って投げてしまう。上の服だけ着て下は、すっぽんぽんで食事。「ごちそうさまでした」をしてから、おちんちんの先と玉袋についたご飯粒5~6粒をつまんで食べた。
母の指輪を自分の指にはめながら「これェ、なんだ?」。
