旅物語――旅に学ぶ (国内編)
能登の旅路
道路事情
金沢市栗崎から穴水町此木というところまで「能登有料道路」があります。その先が能登空港です。急ぐ旅でもないし、有料道路は高いと思ったので地道を走っていましたが、途中から有料道路に乗ってみました。なんとこの間50円でした。安い。それからは有料に乗ったり、降りたりして楽しみました。
というのは途中面白いことにサウンド・ロードがあって海岸の砂浜を自動車で走れます。海岸の砂地を走れる「千里浜なぎさドライブウエイ」は日本では珍しいとか。
今回できるだけ能登半島の海岸線沿いに車でたどろうとしました。そうしながら半島を一周するのが目的です。唯一それが難しくなったのは猿山岬灯台を目指したときです。
「深見」で行き止まり。海岸から内陸にそれて山越えの厳しい間道を通るより他ありません。少し危険なので国道249号線に戻り、総持寺祖院から山道に入りました。県道38号線に出て途中男女滝を経て再び海岸線に戻りました。自動車道がないだけ猿山灯台周辺の海岸と山は守られているのでしょう。雪割草の保護地区でもあります。