未来塾の特徴
決まりや規則がないのにとっても静かなのはなぜ?
未来塾には、4歳から12歳まで、年齢差がある子どもたちが変則的にやってくるため、講座によっては何度かに分けて行うことがあります。
その場合、子どもたちは、自分の指導の順番が来るまで待つことになるのですが、それぞれの講座を覗いてみると、みんな静かに待っています。教育関係者が視察に来てくださった時、「どうしてこんなに静かなのだろうか?」という質問をいただきました。
詳しく聞くと、ある小学校では授業中に子どもたちの集中力が切れ、うるさくて授業にならないとのことでした。
それは、自分の興味のあることや好きなことに取り組んでいけることが、子どもたちを夢中にさせているからではないかと思います。各教室のドアは開けっ放しにしているのに本当に静かなのです。
先生の言うことをきちんと聞いてお行儀よく受講している姿、大きい子も小さい子も順番を待ち、きちんと並んでいる様子はとても微笑ましいです。
体育嫌いの子でも跳び箱を跳べるのはなぜ?
学校に行くようになって跳び箱や鉄棒の逆上がりができないと体育の授業が嫌いになってしまいます。そこで未来塾では、跳び箱、鉄棒も取り入れています。
最初は跳べなかった子が何度も何度も挑戦して、跳べた時の感激!
親御さんは涙を流して喜んでいます。また子どもは、できたことを親に見てもらえたのが何よりも嬉しいようで、顔中くしゃくしゃにして笑っています。
【前回の記事を読む】「ゆとり教育」でさらに広がった教育格差。地方都市でも優秀な子どもが育つ親の意識とは