病弱の母は床に就くことも多く、小学校に行く頃には女の子は家事の手伝いをすることが我が家の決まりになっていました。夕食後も後片付けや両親の寝床の用意があったので、自分の部屋に行けるのは8時頃になるのが常でした。それから初めて自分のことができるのですから、習い事など夢のまた夢でした。ただ家の裏に貸家を持っていて、そこに越してきた日本舞踊の花柳(はなやぎ)寿登芳(じゅとよし)師匠のお稽古を、毎日窓の外…
[連載]子どもの可能性を引き出す魔法
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第6回】吉田 敦子
病弱な母に代わって家事ばかりしていた私。いつも窓の外から日本舞踊のお稽古を眺めていた。そのことに気づいた師匠は…
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第5回】吉田 敦子
「なにもいただかないから意味があるのですよ!」総勢60人にもなるボランティアが動かす組織とは...
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第4回】吉田 敦子
未来塾に魅力的な先生が集まるのはなぜ?使命感が心を動かし、貴重な労力と時間を費やしてくれた。
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第3回】吉田 敦子
くしろ子ども未来塾の子どもたちはみんな静かに待っている。決まりや規則がないのにお行儀よくしている理由はなぜ?
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第2回】吉田 敦子
「ゆとり教育」でさらに広がった教育格差。地方都市でも優秀な子どもが育つ親の意識とは
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【新連載】吉田 敦子
子どもたちに伝えたい「諦めなければ夢はかなう」。地域格差を乗り越える子育て方法