最初に318号室の扉を開けたのは、遊び人風の若い大人だった。「ボク、一人で住んでるの?」話は早々にそれるが、最初に318号室を訪ねてきた彼は、会館の中で僕に会うたびに大きな声で「ボク」と呼び、それを頻繁に聞いた従業員からも「ボク」と呼ばれるようになり、やがて以降訪れる大人たちからも「ボク」と呼ばれた。彼が"僕"のあだ名を"ボク"と名付けた名付け親である。さて話は戻る。アジア会館のある赤坂8丁目の…
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エッセイ『318号室の扉』【第6回】戸嶋 次介
小学校6年生が六本木のクラブへ―!? 遊び人風の若い男に「ジュースでも飲むか?」と聞かれ、ついていくと…
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第6回】吉田 敦子
病弱な母に代わって家事ばかりしていた私。いつも窓の外から日本舞踊のお稽古を眺めていた。そのことに気づいた師匠は…
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エッセイ『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第17回】伊藤 裕幸
実験データの改ざんを命じられた若い日本人研究者は、アジ化ナトリウムを飲んで自殺した。白い固体の薬品は電子伝達鎖をバラバラにし、彼を窒息させ死に至らした。
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エッセイ『あなただけが消えた世界』【第2回】上島 薫
(お母さん!助けて!お母さん…)―小学5年生の私と、兄妹のように仲良しだったはずの男の子。部屋で遊んでいたら突然、体を…
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エッセイ『318号室の扉』【第5回】戸嶋 次介
「ホテルアジア会館」で一人で生活することになった僕。寂しさから部屋の扉を半開きにしていると…
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第5回】吉田 敦子
「なにもいただかないから意味があるのですよ!」総勢60人にもなるボランティアが動かす組織とは...
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エッセイ『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第16回】伊藤 裕幸
私は破産手続を行った。この事件で私が泣いたのはこれが最初で最後だった―裁判をすれば、刑務所で一生を過ごすことになり…
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エッセイ『あなただけが消えた世界』【新連載】上島 薫
明日もし、大切な人を失うとしたら、あなたに後悔はないだろうか?
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エッセイ『318号室の扉』【第4回】戸嶋 次介
学校を休んでいる間に母の看病生活を始めて、小学校最後の3学期は終了していた。
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第4回】吉田 敦子
未来塾に魅力的な先生が集まるのはなぜ?使命感が心を動かし、貴重な労力と時間を費やしてくれた。
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エッセイ『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第15回】伊藤 裕幸
私が拘置所で拘留されている間に自宅ではあるはずのないノートが発見される。関係者の誰かが私を陥れるために...
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エッセイ『318号室の扉』【第3回】戸嶋 次介
母が望んでいた中学に合格。それを知った母は安心したのか、糸が切れたようにその後一気に容態が悪くなり、間もなく亡くなった
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第3回】吉田 敦子
くしろ子ども未来塾の子どもたちはみんな静かに待っている。決まりや規則がないのにお行儀よくしている理由はなぜ?
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エッセイ『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第14回】伊藤 裕幸
安全を確保できたと思い隠れ家から出て帰宅し散歩から戻ると突然家の前に3台のパトカーが!逮捕され、拘置所に入れられ、保釈なしで5日間の拘留
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エッセイ『318号室の扉』【第2回】戸嶋 次介
遅れて中学受験の勉強を始めたが、変わらない成績…先生に相談すると、「大丈夫」
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【第2回】吉田 敦子
「ゆとり教育」でさらに広がった教育格差。地方都市でも優秀な子どもが育つ親の意識とは
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エッセイ『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第13回】伊藤 裕幸
1%の違いが人とチンパンジーを分ける。遺伝子転写エラー率の高いウイルス世界なら…
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エッセイ『318号室の扉』【新連載】戸嶋 次介
母倒れる! 勉強をしない僕の将来を心配して急遽中学受験!?
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実用『子どもの可能性を引き出す魔法』【新連載】吉田 敦子
子どもたちに伝えたい「諦めなければ夢はかなう」。地域格差を乗り越える子育て方法
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エッセイ『保健師魂は眠らない』【最終回】真秀場 弥生
苦い経験となった保健師初仕事。保健師活動の根幹、それは「保健指導」