一緒に寝かせてもらえる時もあったのだが、今思うと、その対応の違いはきっと父と母の営みが関係したのだろう。でも、そんなことは当時の幼い私には分からないことだ。また、物心がつく頃から爪を噛む癖があった。手だけではなく、足の爪まで噛んでいた記憶がある。そして、血が出るほど指の皮をめくり、唇の皮膚も食べていた。”わたしを見て”という幼児期の神経症状のひとつだったのかもしれない。そんな私も小学生になった。…
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