【前回の記事を読む】「今夜直ちに手術するしかない」!? 退院予定日が決まるほど回復していたはずなのに。病院に到着すると、妻がICUで…未明に雨の音がしていた。出社のあい子を駅に降ろして、病院へ向かった、その頃、雨はほとんど上がっていた。8時前に病室に入った。部屋に灯りはなく、ベッドの上は空であった。10時過ぎにナースが来て、11時頃に集中治療室へ迎えに行く予定です、と知らせてくれた。良子が戻った…
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第32回】野村 よし
昨晩集中治療室に入った妻。疲れてはいるのだろうが、それ以上に“うんざり”しているようだった。いつも笑顔の妻が無表情だった
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第13回】真秀場 弥生
熱心な健康指導の直後に一人の女性が「健康に生きるために○○さまにみなさんでお祈りしましょう」と言い出し......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第31回】野村 よし
「今夜直ちに手術するしかない」!? 退院予定日が決まるほど回復していたはずなのに。病院に到着すると、妻がICUで…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第12回】真秀場 弥生
体を壊し、退職してようやく気が付いた自分の立場。いざ退職すると...誰一人、私がいないために困っている人もいない。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第30回】野村 よし
姉は「みんなが私をボケとる言うとること、私はちゃんと知っとるでよ」と言う。私は姉がボケてもさほど辛くはなかった。なぜなら…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第11回】真秀場 弥生
呼吸は体の不調の根源?「体の右半分に呼吸を取り入れて...」と先生が摩訶不思議なことをいうバランス体操のレッスンに参加すると......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第29回】野村 よし
そんなことしたら、お父さんが病気になってしまう――。「願いのために犠牲を捧げる…妻が退院するまでだ。一生というんじゃない」
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第10回】真秀場 弥生
相談の結果、漢方の煎じ薬を処方してもらうことになった。不安だが、簡単なうえに美味しい。そして漢方には即効性もあった。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第28回】野村 よし
これだと、昨日入院したばかりの妻との面会に間に合わない。兄の骨を拾うことはできないが、火葬場から空港へ引き返し…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第9回】真秀場 弥生
手足の激痛と強烈な冷えは日常を奪った。ひとたび手足が冷えると関節痛、悪寒を引き起こし多量の汗をかき―。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第27回】野村 よし
「伯父さんが亡くなった」「お母さんが入院した」…娘から立て続けに入った連絡。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第8回】真秀場 弥生
薬を3倍量服用して出勤、さらに職場で追加して「めまい」を抑える。 震える視界で車を運転して―。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第26回】野村 よし
妻が先に逝ったら、どう生きれば良い? 生きるのがめんどくさくなるだろう。三回忌を終えたら、あとを追おうかな、なんて…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第7回】真秀場 弥生
認知症で「壊れゆく母」を父とともに在宅で看取ることを決めた。「私が母の娘であること」すら母の記憶の中から消えてゆく...
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第25回】野村 よし
水槽から跳びだしたハヤが床に…。妻が明日退院するというときに、何か、「いけにえ」になってくれた気がした。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第6回】真秀場 弥生
分単位でスケジュールを管理する「有能な働き者」は組織のリーダーに向かない? リーダーとしての適性が無いのに昇格し続けると......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第24回】野村 よし
病院を出てぐるっと裏へ回ると、海が見える。妻は「いつもここへ来ている」と言って微笑んだ。こんなに笑顔の可愛い女だったのだ
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第5回】真秀場 弥生
保健師として派遣されたあの時は「眠れない」事を軽んじていた。7日間、6時間にも満たない睡眠で終日働き続け......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第23回】野村 よし
妻は「散歩する」と言って立ち上がった。私たちは後ろに続いた。妻が、やせ細ってしまったように見えた。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第4回】真秀場 弥生
仲間を裏切るように34年間勤めた職場を退職した。「仕事で死ねるなら本望」とさえ思っていたが、体は動かなくなってしまった。