1年生のときと同じような生活をしていては成績上位に食い込むことは難しいと考え、次のように勉強のスタイルを変えた。
(1)勉強する習慣を身につける。
部活が終わったあと、どんなに疲れていても、夕方6時30分からのNHKラジオ講座『中学生の勉強室』を必ず聞いて勉強した。30分間の講座であったが、これで毎日の勉強を習慣づけることができた。特に、東京都立八潮高等学校の小田島哲哉先生が担当された国語が好きだった。
(2)英語と数学は毎日勉強する。
両科目は毎日少なくとも1時間程度参考書を使って勉強した。参考書名は忘れたが、中学3年間で学習すべきポイントをまとめたものを何度も読み返しては問題を繰り返し解いていた。加えて、英語は音読を大切にした。
(3)理科と社会は授業中心で行う。
理科、社会はもともと好きだったこともあり、授業を真面目に受けることで勉強時間の少なさをカバーした。教科書といっしょに参考書をいつも開いて知識の量を増やした。
以上のたった3つのことだったが、やはり継続は力なりである、3年生のときには、学年で3番以内に入る学力を身につけていた。県内で一斉に行われる教研テストでも県内での順位は50番くらいに上がっていた。
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