シャープな薄手の酒器。表面にガラス質の膜が被り、透き通るような空色をしている。「これは…」葉子が、目を光らせた。杯を逆さにし、底をのぞき込みながら、作家名を口にする。「さすが、ヨーコさんだ。その方の最近の作品です。現代青白磁の代表と言えますね」蒼穹の主人の賞賛に、嬉しそうに葉子が、ガッツポーズを取った。そして、にこにこと、器の中身の説明を始めた。「このお酒を造っているのは、六号酵母という現存する…
ミステリーの記事一覧
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小説『山田錦の身代金』【第33回】山本 モロミ
「世知辛い世の中だよ」…日本酒全体の約8割がしていること
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小説『山田錦の身代金』【第32回】山本 モロミ
こんなにうまい酒が、あんな田んぼの米からできるのか?
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第42回】阿佐見 昭彦
亡くなったはずの画家が…どこかで生きて絵を描いている?
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第41回】阿佐見 昭彦
年号、サイン、背景の色…彼の絵にしては奇妙な点が多い
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小説『山田錦の身代金』【第31回】山本 モロミ
杜氏は、歯に衣着せぬ物言いで煙たがられる存在ではあった
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第40回】阿佐見 昭彦
数十軒はある画廊の中から、偶然この画廊であの絵を見つけた
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小説『山田錦の身代金』【第30回】山本 モロミ
恒例の宴会には「後から一人で行く」…そのまま帰らぬ人に
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第39回】阿佐見 昭彦
子供の頃のアルバムに赤ちゃん時代の写真は一枚もなかった
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小説『山田錦の身代金』【第29回】山本 モロミ
「おやっさんの仇」…事情聴取に極めて前向きな関係者たち
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小説『山田錦の身代金』【第28回】山本 モロミ
他殺された杜氏の…その中に残っていた大きな霜焼けの謎。
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第38回】阿佐見 昭彦
実は、お前は2歳のときにフェラーラ夫妻から譲り受けた子だ
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第37回】阿佐見 昭彦
社交界では、スキャンダルのネタにされる恐れがありました…
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小説『山田錦の身代金』【第27回】山本 モロミ
殺人事件捜査のキックオフ…鑑識結果も溺死ではなく窒息死
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小説『山田錦の身代金』【第26回】山本 モロミ
やけに酒の歴史に詳しい老紳士…ひょっとしてこの人が?
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第36回】阿佐見 昭彦
迷いに迷った末、彼女はついに驚愕の事実を語り始めた
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小説『山田錦の身代金』【第25回】山本 モロミ
原価が半端ない!たこ焼き屋が太白ごま油を使うなんて…
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第35回】阿佐見 昭彦
「何だ、お知り合いですか?…ではお茶でも入れましょう」
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小説『山田錦の身代金』【第24回】山本 モロミ
「誰がタコ人間じゃっ。こらッ!」低い声で毒づく大男
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小説『緋色を背景にする女の肖像』【第34回】阿佐見 昭彦
ピントが1枚の絵にフォーカスした…吸い寄せられるように
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小説『山田錦の身代金』【第23回】山本 モロミ
人って生きてるだけで、つばぜり合いに巻き込まれちゃう