【前回の記事を読む】相談の結果、漢方の煎じ薬を処方してもらうことになった。不安だが、簡単なうえに美味しい。そして漢方には即効性もあった。その頃は健康増進法が施行されたことで住民の健康増進のための運動普及が保健師としての役割として求められる時期だった。私は市町村の保健師たちと一緒に運動普及に日々、奔走していた。そんな中で、私は「操体法」に出会った。私は、その頃から腰痛や下肢痛としびれをいつも抱えて…
ノンフィクションの記事一覧
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第11回】真秀場 弥生
呼吸は体の不調の根源?「体の右半分に呼吸を取り入れて...」と先生が摩訶不思議なことをいうバランス体操のレッスンに参加すると......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第29回】野村 よし
そんなことしたら、お父さんが病気になってしまう――。「願いのために犠牲を捧げる…妻が退院するまでだ。一生というんじゃない」
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第10回】真秀場 弥生
相談の結果、漢方の煎じ薬を処方してもらうことになった。不安だが、簡単なうえに美味しい。そして漢方には即効性もあった。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第28回】野村 よし
これだと、昨日入院したばかりの妻との面会に間に合わない。兄の骨を拾うことはできないが、火葬場から空港へ引き返し…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第9回】真秀場 弥生
手足の激痛と強烈な冷えは日常を奪った。ひとたび手足が冷えると関節痛、悪寒を引き起こし多量の汗をかき―。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第27回】野村 よし
「伯父さんが亡くなった」「お母さんが入院した」…娘から立て続けに入った連絡。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第8回】真秀場 弥生
薬を3倍量服用して出勤、さらに職場で追加して「めまい」を抑える。 震える視界で車を運転して―。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第26回】野村 よし
妻が先に逝ったら、どう生きれば良い? 生きるのがめんどくさくなるだろう。三回忌を終えたら、あとを追おうかな、なんて…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第7回】真秀場 弥生
認知症で「壊れゆく母」を父とともに在宅で看取ることを決めた。「私が母の娘であること」すら母の記憶の中から消えてゆく...
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第25回】野村 よし
水槽から跳びだしたハヤが床に…。妻が明日退院するというときに、何か、「いけにえ」になってくれた気がした。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第6回】真秀場 弥生
分単位でスケジュールを管理する「有能な働き者」は組織のリーダーに向かない? リーダーとしての適性が無いのに昇格し続けると......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第24回】野村 よし
病院を出てぐるっと裏へ回ると、海が見える。妻は「いつもここへ来ている」と言って微笑んだ。こんなに笑顔の可愛い女だったのだ
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第5回】真秀場 弥生
保健師として派遣されたあの時は「眠れない」事を軽んじていた。7日間、6時間にも満たない睡眠で終日働き続け......
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第23回】野村 よし
妻は「散歩する」と言って立ち上がった。私たちは後ろに続いた。妻が、やせ細ってしまったように見えた。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第4回】真秀場 弥生
仲間を裏切るように34年間勤めた職場を退職した。「仕事で死ねるなら本望」とさえ思っていたが、体は動かなくなってしまった。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第22回】野村 よし
元気な声を期待して「どう?」と声を掛けると、妻はわずかに首を振って「すべて吐いた」と言った。点滴も再び装着されていて…
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第3回】真秀場 弥生
この現実は泣こうが喚わめこうが受け入れていくしか仕方がないことだ。関大徹の言葉が眠れぬ夜を変えた。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第21回】野村 よし
妻のオナラが待ち遠しい。「出た?」と尋ねるも、妻は首を振った。翌日も「まだ出ない」。今やそれが最大の関心事だった。
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エッセイ『保健師魂は眠らない[注目連載ピックアップ]』【第2回】真秀場 弥生
医師の暴言が教えてくれた私の「末路」。あれはまさに一期一会の運命的な出会いだった。
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エッセイ『良子という女[注目連載ピックアップ]』【第20回】野村 よし
随分日時を要した。救いは、妻が首尾一貫、明るかったことである。今日も手を振って、笑顔で手術室へ入って行った。