奇跡
きぬいと峠で奇跡を体験した2日後、私は食養の大家のOM先生へ手紙を出した。OM先生は横浜の伯父の知り合いだった。
はじめてお手紙を差し上げます。
横浜の伯父を通じて、いろいろと貴重なアドバイスをいただき、本当にありがとうございました。先日、ある先生にお会いして、主人の病気SPMAを治す方法を伺う機会がありました。
その先生のおっしゃる通りにしてみると、主人の足が以前と比べて確かに良くなっていることがわかり、今はその方のおっしゃる通りに闘病生活を続けております。その先生のおっしゃる治療法とは、以下の通りです。
主人の腸が冷え切ってしまっているので、漢方の薬も効果を発揮できなくなっている。まず、内臓や身体を暖めることが大事なので、
1.食事を玄米、ゴマ塩、味噌汁(4~5種類の具を入れる)、豆腐、海藻、小魚類、根菜中心に改める。生野菜、果物、牛乳、卵、肉、生ジュース、青汁は厳禁。カルシウムも極度に不足しているので、砂糖を使わず、どうしてものときは、かわりに蜂蜜か黒糖を用いる。
2.血液の循環を良くするための特殊なマッサージを毎日朝晩行う。
3.両親や周りの人の思いやりに対する感謝の念を持つ。
4.枇杷の葉風呂に入る。
5.へその下あたりと背中にいつもカイロをあてておく。
6.不眠をなくすため首の後ろに竹などの硬い枕を当てる。
7.心に思ったことを内に秘めておかないで本心を晒す。
8.朝起きたら、「今日一日お願いします」と言って、自分と本体との交流を図る。晩は、「今日一日ありがとうございました」と言う。
以上のことを忠実に守っておりますが、不思議にも、今までどこに診ていただいても、どんな薬を飲んでも一向に変化のなかった、いえ、却って進んでばかりいたような病状が、確実に好転しています。