ホームのベンチで頭を抱える原田に、吉村はニコリと笑って言った。「福井くんはきみを追って来ているよ。こんなところでグズグズしていていいのかなぁ」笑顔の吉村がスマホの画面から消えると、駅のアナウンスが入ってきた。「まもなく、2番線に電車が到着いたします」この声を聞いて原田はベンチから立ち上がり駅の改札を出た。駅を出ると、まだ夕方になる前の明るい陽があった。どこに行けばいいのかわからなかったが、とにか…
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