朝も早い時間に何事だろうと思いながら青木は椅子から腰をあげた。入港後、作業の打ちあわせなのか。船の現状から急ぐ整備の仕事もない。突発的な作業が入ったのだろうか。船体中央の通路を取り船橋への階段をあがった。船橋に行く手前のOICで増田航海長が待っていた。「ボースン、六区からの要請ですぐに松山に来てほしいとのことらしい」増田は受けたばかりのファックス用紙を見せた。青木はファックス用紙を手に受け取って…
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