「なんで起こしてくれなかったのよ! パパ、学校に遅れそうだから、駅まで車で送って!」リビングの扉を勢いよく開け、娘が顔を出して叫んだ。スマホのタイマーを設定し忘れたらしく、起きたのは今から五分前らしい。既に八時を回っている。もう出掛けたと思い、ゆっくり食事していた俺は、「めんどくさいなぁ」と文句を言いながら、パンを口に放り込んだ。妻の朱莉(あかり)は、「パパは心春(こはる)の言うことだったらなん…
家族の記事一覧
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小説『さまよう記憶の行方[人気連載ピックアップ]』【新連載】夢崎 秀弥
(まさか…子どもができない原因は、妻ではなく俺…?)親戚に言われた「種なし?」発言が頭をよぎり、検査を受けることになり……
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小説『鬼がくれた奇跡』【最終回】間﨑 由美
父の不倫相手が私を連れ去り、おんぶしたまま、海に向かって歩き始めた。「帰る!」と喚いても、彼女は止まらなかった。
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小説『鬼がくれた奇跡』【第17回】間﨑 由美
駆け落ち後すぐに身籠ったという娘…心配で見に行くと、お腹の大きくなった娘に、男は拳を…あまりのむごさに耐えきれず、帰ってしまった。
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小説『鬼がくれた奇跡』【第16回】間﨑 由美
父が自衛隊生活に耐えながらコツコツ貯めた学費は、友人に盗まれて、全部使われてしまった。戻らなかった。だが父は「一宿一飯の恩義だ」と…
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小説『鬼がくれた奇跡』【第15回】間﨑 由美
15歳で奉公に出た父は、そこの一人息子から酷い嫌がらせを受けていた。ある朝、奴は一線を越えた。日本刀を手に、父の部屋へ…
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小説『鬼がくれた奇跡』【第14回】間﨑 由美
急に目の前が真っ暗になり、階段を転げ落ち…栄養失調と過労だった。両親には連絡できないから、担任教師が入院代を払ってくれた。
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小説『鬼がくれた奇跡』【第13回】間﨑 由美
カットモデルになると、美容師が「かわいいねぇ」を連発。「美味しいものをご馳走したい」と言われ、半ば強引に約束させられた。
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第10回】英井 創
「別にあなたたちがいなくても、先生がいるもの!」ひと月の生活費を2週間で使い切った母…頼りの“先生”は、診察を受けたことすらない医者で…
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第9回】英井 創
十分な生活費を渡している母から「お金がない」と電話が…通帳残高はわずか数百円、さらに亡き父が「もしもの時に」と遺したお金まで消えていて…
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第8回】英井 創
父の三回忌、母を連れて墓参りへ…何十年も連れ添った夫の墓を前に「ほら、お父さんだよ」と声をかけると、母は「あぁ……はい」としか答えず…
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第7回】英井 創
去年の年末まで確かにあった結婚式用ドレスが無い…「勝手に捨てたでしょ!」と母を責めると、「最初からそんなものなかった」と言い出して…
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第6回】英井 創
母を気遣い、老化予防に良いと聞いて選んだ角煮を届けた…だが翌日の電話で、母は「硬くて捨てた」と平然と話し、返す言葉が見つからず……
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第5回】英井 創
「施設が汚いから、もう行かない」と話していた母…しかし後日確認すると、実際には行っていなかった…その後も母の言い分と事実は食い違い…
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第4回】英井 創
コミュニティイベントに参加した母は「自分とは違う」と他の高齢者を拒絶…次も参加してみるよう勧めたが、母はなぜか終始歯切れが悪く……
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第3回】英井 創
「あんたたちと一緒にしないで!」…1人暮らしの母に役所手続きを頼むと口調が豹変…生前の父は「俺が死んだら施設に入れろ」と言っていて…
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エッセイ『母が母でなくなった日』【第2回】英井 創
通勤中、突然体調を崩して緊急搬送…検査の結果はすい臓がん。「手術をしなければ余命3ヶ月」だった――12時間に及ぶ大手術は成功したが……
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小説『鬼がくれた奇跡』【第12回】間﨑 由美
特殊浴場のお姉さんに「なんで覗き窓がついてるの?」と尋ねると…背筋がゾクッとした。私が売り飛ばされかけた場所が、どういう場所だったのか肌で分かった。
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エッセイ『母が母でなくなった日』【新連載】英井 創
父が他界して間もなく、母が認知症に…姿は昔のまま、言動はまるで別人に。目の前に母はいる。それなのに、私の知っている“母”ではない……
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小説『鬼がくれた奇跡』【第11回】間﨑 由美
高校生の頃、バイトでよく“特殊浴場”に出前した。各部屋の覗き窓から変な風呂椅子が見えて…すれ違う男性客は、逃げるように走り出して…
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小説『鬼がくれた奇跡』【第10回】間﨑 由美
父から逃げてきた私に母は「もうお前の面倒は見られない」と、2万円だけくれた。私は高校に通いながら1人で生活することに…