【前回の記事を読む】「クリスマス、何が欲しい?」「おかあさんにあいたい」「…それは無理かな。君たちはね…」お兄さんが続きを言おうとしたその時「しおちゃーん、だっこしたげる」長かった入院生活を終えてしおちゃんが家に帰ってきた。僕と珠ちゃんはまだまだ小さなしおちゃんをベッドからそっと降ろして小さな手を握ったり柔らかなほっぺをツンツンしたり抱っこをしたりして遊んだ。でも中々しおちゃんは笑ってくれない。…
家族の記事一覧
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第6回】大宮 雫
おじいちゃんとお母さんのひそひそ話。「なるべく迷惑かけないから」お母さんが泣いている…僕はどこにいても邪魔者なのかな。
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第14回】福田 恭子
特攻隊員だったが、二度の死を逃れた父。特攻隊の生き残りは歓迎されず、生きて帰った者を見る目は決して温かくはなかった。そして…
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第5回】大宮 雫
「クリスマス、何が欲しい?」「おかあさんにあいたい」「…それは無理かな。君たちはね…」お兄さんが続きを言おうとしたその時
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第13回】福田 恭子
彼のプロポーズはちょっと変わっていた。「ゴミ、一つ持ってって」と言って差し出したのが、小さなダイヤ入りの指輪だった…
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第4回】大宮 雫
玄関が開く音がした…お父さんだ。「やだ!」必死に反抗したけど、怒鳴られて車の中に放られた。とても怖くて、声を殺して泣いた
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第12回】福田 恭子
夫の第一印象はちょっと私のタイプではなかった…。自分がオチビで太っていたので、好きな男性のタイプは中肉小太り型だったのだ
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第3回】大宮 雫
「ごめんね。いい子にしててね」僕の頭を撫でて、お母さんは行った。妹が「難しい病気」だから、お母さんはずーっと病院にいる。
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第11回】福田 恭子
彼に惹かれていった。彼もまた、私のことを憎からず思ってくれていることを感じていた。しかし、私は恋愛に進むことには…
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小説『遥かな幻想曲』【最終回】尾島 聡
病に侵される妻をみて、自身の少年時代を思い出す――小児療育センターでの記憶
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【第2回】大宮 雫
余命宣告を受けたばかりの母と帰宅。普段より重たく感じる玄関の扉を引いたが…「おかえりパパ!あっ、ばぁばも一緒だぁ! わーい」
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第10回】福田 恭子
夫と出会ったのは「異文化交流サークル」。そのサークルの掲示板でやりとりする中で、夫から届いた八千字を超える長文メッセージ
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小説『笑生[人気連載ピックアップ]』【新連載】大宮 雫
つい数時間前、余命宣告を受けた母。不意に「ここに連れて行って欲しい」と呟き、着くや否や無言で階段を登り出した。
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第9回】福田 恭子
夫が急死。夫と出会った日を思い出してみると、きっかけは「異文化交流サークル」だった
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第8回】福田 恭子
交通事故で亡くなってしまった夫。突然の別れの中で、まじめで一本気だった夫の大学時代のことを振り返ってみた
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第7回】福田 恭子
夫の死体に触れ、はっとした。冷たい…。想像もしていなかった冷たさだった。もう一度触れ、とんでもない冷たさと硬さに驚いた
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第6回】福田 恭子
急死した夫。病院に駆けつけたかったのに大雪のせいで行く方法がない…。最後にもう一度、誰もいない所で夫にハグしたかったのに…
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第5回】福田 恭子
ネットニュースで初めて夫の事故死の概要を知った。取り返しのつかないことが起きたのだ...と明確に認識させられた瞬間だった
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小説『海のように深く、大地のように温かい』【第9回】天馬 ときわ
「魚がさばけへんでも経営くらいできる、魚は生臭いから嫌」…店主の一人息子は、嫌々仕事をしとる。俺に物言われるのが嫌そうや。
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第4回】福田 恭子
ひとり息子である夫の急死を心臓に持病を抱えている義父に、いったいどのように伝えればいいだろうか…どうか倒れませんように…
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小説『あなたと虹を作るために[人気連載ピックアップ]』【第3回】福田 恭子
夫が亡くなった。夫がいる日本に早く帰りたい…。帰国準備の中で発覚した飛行機の予約ミス。血の気が引いた。日にちを間違えている…