みそぎ学園高校の説明会から二日が経った。塾の帰り道、達也は「またね」というミヨの言葉を何度も繰り返していた。思わず歩む足を止めた。すぐにわかった。瞳を閉じてはいるが、顔を上げ、胸に両手をあてたミヨが、駅へと向かう夜道で一人佇んでいる。細く白い首筋が月明かりに照らされ、どこか神聖な空間を作っている。「神崎先輩」達也が駆け寄ると、ミヨは目蓋(まぶた)を開いた。「また……会えたね」「はい、説明会の日か…
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