【前回の記事を読む】手紙に数滴垂らされた、彼女の香水の匂い。誰も見ていないか確認をした後、自分の鼻を押し当て、目をつむって……ただ救われたのは、最初に、まあ優子ちゃん、と言ったときの明るさを、美津子さんの声が失っていないことだった。もしかしたら美津子さんの中では、おにいちゃんのことはとうに整理がついているのかもしれない、とそのときのあたしは思った。「ユニ2(ドゥ)というお店よ。銀座の七丁目、並木…
小説
ジャンル「小説」の中で、絞り込み検索が行なえます。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
探したいキーワード / 著者名 / 書籍名などを入力して検索してください。
複数キーワードで調べる場合は、単語ごとにスペースで区切って検索してください。
-
『春のピエタ[人気連載ピックアップ]』【第12回】村田 歩
兄の元カノからランチに誘われた。しかも2人だけで…答えは「Yes」。私の目的は、兄について“知っておきたいこと”が…
-
『壺を抱いたネコニャ』【第9回】柊 あると
寒くて眠れないと彼に伝えたら「一緒に寝てあげる」と言って、背後から身体に両腕を回して擦り寄ってきて…
-
『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第13回】松谷 美善
中卒で入った新聞配達会社。“まかない”は無い代わりに、賞味期限切れの“ある食べ物”を販売員みんなで食べていた。
-
『ホームランとフォーマルハウト』【新連載】福原 道人
「聞こえないの、おばさん」小学校高学年くらいの少年の声…不愉快だから無視していると、少年が前に回り込んできて…
-
『未来行万博開催中』【新連載】松山 さくら
迷子センターに掲示された少女の写真。かつて好きだった服に似ていて、顔が私に瓜二つだった。だがそれは55年前の万博の写真で……
-
『愛しき女性たちへ[注目連載ピックアップ]』【第6回】白金 かおる
男は主張しない女を求める。自分だけが尊敬され評価されたい。そこで、プロの女性は「おねだりしてもいいですか?」と…
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第18回】山口 ゆり子
妹の夫から求められた時、抵抗はしなかった。獣のような音をリビングに響かせていると、2階から妹が下りてきて…
-
『夜に読みたい大人のラブストーリーピックアップ』【新連載】月川 みのり
目を閉じると、柔らかくて温かいキス…膝が折れそうになった私を彼が支えてくれて「ずっと、こうしたかった」と囁かれ…
-
『スイミングプール』【新連載】海瑠
50歳から通い始めたスイミング。小柄だから40代に見えたのかもしれない。24歳のライフガードが、私にだけはにかむ笑顔で…
-
『春のピエタ[人気連載ピックアップ]』【第11回】村田 歩
手紙に数滴垂らされた、彼女の香水の匂い。誰も見ていないか確認をした後、自分の鼻を押し当て、目をつむって……
-
『幽霊巡査の闇記録』【新連載】桜葉 シュウ
遺体を発見したとの通報を受けて、パトカーが出動。「通報してきたのは…君か」。彼が変死体を発見したのは、今回が初めてではなく…
-
『壺を抱いたネコニャ』【第8回】柊 あると
8歳年下の猫みたいな男子が「僕を拾って」と言っているようだった。彼を拾って一緒に暮らすことになり…
-
『泥の中で咲け[文庫改訂版](注目連載ピックアップ)』【第12回】松谷 美善
マッチングアプリ相手に監禁され…変な液体を飲むよう強要された。ある日、トイレへ行ったタイミングで拘束を外され…
-
『訳アリな私でも、愛してくれますか』【第45回】十束 千鶴
少し体を離すと、近い距離で視線が絡んだ。すると彼は触れるだけのやさしい口づけをした。ゆっくりと唇が重なり、2人は手を繋いで……
-
『フィールド』【新連載】水井 快
人気ダンサーのミオは「ワンナイト……しない?」と誘ってきた――彼は顔を寄せ、耳元で"ある言葉"を囁くと、彼女は唇を……
-
『愛しき女性たちへ[注目連載ピックアップ]』【第5回】白金 かおる
マッチングアプリで出会った男性と初めてのデート。食事が終わったタイミングで「じゃあ行こうか。部屋を取ってある」と言われ…
-
『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』【第17回】山口 ゆり子
「取り返しのつかない事になる」と分かりながら、妻の姉をソファに横たえ…抵抗は無い。獣のように交わる音が妻の眠る家に響いた。
-
『幻の女帝 飯豊青郎女』【新連載】福ゐ 行介
倭国において鉄は貴重で、本来は大王が民へ分配する決まりだった。しかし葛城氏は大王家とは別の方法で鉄を入手していた。これが……
-
『昭和に生きた一匹の龍』【新連載】大原 正裕
1980年代、歌舞伎町。ディスコでは男たちが、激しく踊りに熱狂しながらも、獣を狩るハンターのごとく女を物色していた
-
『春のピエタ[人気連載ピックアップ]』【第10回】村田 歩
教育熱心な親が引っ越してくる東京・文教地区。国立大学に入学できたのは、祖母のおかげでもあったと言える。