そこに三枝子が入ってくる。「翼、また星を見てるの」「うん、ママも昔よく星を見てたんでしょ」「そうね。その望遠鏡はママのだもの」「スケートをやるのをお星さまに報告してたんだ」「そう、スケート楽しみでしょ」「うん、ジャンプするのが本当に楽しい」「あなたのその顔を見るだけでママは嬉しいわ」「頑張る。あっ流れ星」翼の指さした方向を見る三枝子。流れ星が糸をひくように落ちていく。「願い事した?」と三枝子。「…
小説
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『「死」から「生」へ』【第10回】三田 徹
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『100点をとれない天才の恋』【第4回】根本 美佐子
自慢できることではないけれど…僕は記憶が消えない