試験の教室の中は受験生だけだが、教室の窓は開いており、廊下では沢山の保護者が心配そうに見守っていた。私は試験を解いていたが書き間違えてしまって消しゴムを使った。この消しゴムは、机の上に出したままでいいのか? それともふでばこにしまわなきゃいけないのか? 試験内容よりもそれが気になり、考えに考えて、消しゴムを使う度にふでばこから出し入れをしていた。そして無事試験も終わり、面接も終わり、帰途についた…
エッセイ
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『遠い夢の向こうのママ 毒親の虐待と夫のDVを越えて』【第6回】かおる
「あんたにも被って欲しい」と言われた帽子…お母さんの希望を叶えられた小学校入学
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『プレナイト』【第6回】天乃 神龕
「どこから笑いに変えたら微笑むメンタルになるの」夫のあまりの姿を前に言葉にならなくて…
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『隣る人』【第2回】仲 律子
「人はこうやって亡くなっていくんだな」母の穏やかな最期に考えたこと
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『旅に遊んで』【第5回】吉田 昭雄
眼をつむって反芻する…桐の香りで思い出す「祖母の家での記憶」
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『繁殖犬になった華ちゃんのおはなし』【第6回】珠生 満ちる
【絵本】「いい子ね!」から一転…飼い主が子犬を遠ざけた理由
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『南半球の三日月』【第2回】久富 みちよ
「石を積んだ家が並ぶ中世のような村」に「小高い丘」。飽きることない景色に抱かれて
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『私の戦争体験』【第3回】坂田 朱美,德重 心平
【絵本】「あのときのことを思い出すと今でも胸がどきどきします」
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『保健師魂は眠らない』【第5回】真秀場 弥生
不眠の正体は「体力、気力ともにアドレナリン全開」ランナーズハイで挑んでいた派遣活動…!?
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『腐敗した医療製薬複合体によるワクチン薬害』【第3回】伊藤 裕幸
他の動物のウイルスがそのワクチンなどの培養物に乗り込んでくることってあるの…!?
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『貧しさは人生の花』【第4回】伊藤 フサ子
仕事を順調にこなした父の「50年以上経った今」に垣間見た“生きた証”
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『創られてゆくいのち ─精神的いのち考─ ~ 大自然(“Mother Nature”)の申し子 人間の授かった精神的いのちをどう整えていくか ~』【第8回】青山 巖豪
この上なくありがたく、この上なく惨むごいいのちである「生理的いのち」の働き
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『老人ホーム施設長奮闘記』【第3回】山田 勝義
月末になると激しくドアを叩く入居者…認知症になっても忘れない「現役時代の苦労の記憶」
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『村においでなさい』【第10回】正木 ふゆみ
詩集「村においでなさい」より三編
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『迷子 うつと離婚と私』【第7回】野沢 りん
【エッセイ】旅館の人も困惑…夜、子供3人を連れた“逃避温泉旅行”
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『誘われて』【第8回】小村 康子
葉だけでも楽しませてくれる…「脇役としても欠かせない美しい葉姿」に脱帽
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『わが子を不登校・引きこもりにしないための十ヵ条』【第8回】村山 和世
父親に「健全に育てられなかった」子供たちの十数年後の姿とは
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『パパこそ日記をつけなさい』【第6回】パパコーチゆーき(浅黄 祐樹)
「極端な言い方をすると子供は所詮他人」親には親、そして子供には子供の世界があって…
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『まかろんのおもちゃ箱』【第10回】まかろん
詩集「まかろんのおもちゃ箱」より三編
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『ふしぎに出会う日々』【第5回】西谷 正文
「文章を書く上に一番参考になったのはハーンではないか」知られざる志賀直哉と小泉八雲との関わり
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『冬の日の幻想』【第8回】茶井 幸介
数々の天才達も我々と変わらぬ人間で「たまたま運よく、あるいは運悪く選ばれた」…?