配達を開始してしばらく後、当てにならない品川さんの推測を反芻しながら、ぼくはメゾン灯の階段をゆっくり上っていた。確かに荷物を選べないというのは恐いことだ。実際宅配便の荷物が荷台で爆発したというニュースを以前見たことがある。それに、テロばやりの昨今では、爆弾、ウィルス、毒ガス、何が入っているか分かったものではない。さすがに瞳子さん宛の荷物にそんな物は入っていないと信じている。とはいえ、自分が抱えて…
［連載］恋愛配達
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小説『恋愛配達』【第18回】
「あ、やっぱバレてた？」―僕に会うため、配達物を自分で自分に送っている？確かめようとするも、話を逸らされてしまうのだが…
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小説『恋愛配達』【第17回】
配達ついでに訪れる彼女の部屋は午後からの仕事の活力を取り戻す場所になりつつあった…
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小説『恋愛配達』【第16回】
風変りな彼女の部屋は予想に反して普通の生活空間であった。それは砂漠のような仕事場のオアシスのようだった…
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小説『恋愛配達』【第15回】
配達票にサインすると、彼女は思案するように僕の顔を見つめ「じゃあ寄ってく？」と…
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小説『恋愛配達』【第14回】
覗き込むような上目遣いでドアから顔を出し、「あら、いらっしゃい」と僕を迎え入れた
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小説『恋愛配達』【第13回】
荷物を車に積んでいたとき、彼女宛の荷物を発見した！僕は素直にうれしくなった
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小説『恋愛配達』【第12回】
次の日も、次の日もぼくは待っていた。けれど彼女はやってこなかった…
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小説『恋愛配達』【第11回】
「わたしの方が、酔ってるもん」という彼女。好きにしていいという合図だ、と思った
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小説『恋愛配達』【第10回】
夜も深くなり、酒が回り二人の心もほどけていく
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小説『恋愛配達』【第9回】
白いワンピース姿で彼女は僕を待っていた。お見舞いを装って…病室で秘密の酒盛り。
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小説『恋愛配達』【第8回】
顔見知りの女性に声を掛けると…「斎場まで、連れてってください」
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小説『恋愛配達』【第7回】
【小説】結婚をほのめかす彼女に対し…「のほほんでいたい。ケ、セラセラ。」
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小説『恋愛配達』【第6回】
思わずビールを奢ってしまった“松葉杖の彼女”がついた嘘
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小説『恋愛配達』【第5回】
病院近くの酒屋にて。糖尿病の常連客が車イスに乗せ連れてきたのは…
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小説『恋愛配達』【第4回】
酒屋『やんばるあけぼの商店』の息子が宅配バイトを始めたワケ
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小説『恋愛配達』【第3回】
【小説】「記憶力ないなあ。声も覚えてないわけ？」自分をからかう配達先の女の正体は…
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小説『恋愛配達』【第2回】
【小説】自分をからかう配達先の女。顔を見るとそこには…!?
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小説『恋愛配達』【新連載】
【小説】荷物を受け取りたがらない？届け先の女性のとんでもない言い分に思わずイラっ
