しかし、そんな俺の反応に一早くアゲハさんが声をあげる。「えー、なにそれ。じゃあ、おまえは『力』持ってるってのに何もしないってこと!?」「ええ!? ……あ、じゃあ、入ります。ごめんなさい」「いやいやいや……、そんな『脅されて入りました』みたいな感じにならなくても、別に話があるなら聞くぜ?」とりあえず弁明の余地はありそうだ。何でもいいので、口を動かす。「……あ、えっと、俺、実は部活とかにも加わったこ…
[連載]俺たちのアビリティフォース
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第23回】藪坂 りーた
「おまえには『いずれやってもらいたい事』がある」敵組織のボスと同じ能力を持っているのは俺だけで...?!
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第22回】藪坂 りーた
突如始まる自己紹介 大学生? お姉さん? 不良? サラリーマン? このチームは一体なんなんだ...
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第21回】藪坂 りーた
2度目の憑依生命体との戦いは気絶して終わりしょげる俺。そんな状態のなか突然仲間を紹介されてそれぞれの目線が一気に自分へと集まり…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第20回】藪坂 りーた
あの時の姿になれた!力を手に入れたレッカは憑依生命体へと立ち向かう!
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第19回】藪坂 りーた
破壊活動を繰り広げる憑依生命体。初試合は勝負にさえならず…これから汚名返上だ!
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第18回】藪坂 りーた
「チーム」の目的はSPHの真相を掴むこと。クラスメイトはそんなチームの一員で…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第17回】藪坂 りーた
隣の女の子は同じチームメンバー!?同じ力をもつ院さん繋がりが発覚!
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第16回】藪坂 りーた
十三歳の少年、複雑な感情と平凡な日常が交錯する……
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第15回】藪坂 りーた
初めて出会った「同じ力を持つ」人間。同族への忠告と思われたが、その真意は…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第14回】藪坂 りーた
民間人を守るための組織が自分を狙ってくるかも知れない!?手に入れた力の代償は…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第13回】藪坂 りーた
謎の力を得た少年「どうなるんだ、これからの俺の人生…」
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第12回】藪坂 りーた
「いつもの部屋じゃない」混乱する少年の目の前にいたのは…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第11回】藪坂 りーた
目が覚めると病室に。声をかけたのは、死んだはずの大切な人で…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第10回】藪坂 りーた
受け入れがたい大切な人の死…「現実逃避まがいの思考で抗った行動」が起こした奇跡
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第9回】藪坂 りーた
「ち、違う!」ようやく来た救援隊に、自分も敵と認識されて⁉
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第8回】藪坂 りーた
異空間に飛ばされたかのような感覚…「腕一本は飛ぶ攻撃」を受けても無傷だったワケ
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第7回】藪坂 りーた
臆病な少年の勇気「俺が囮になる!約束する、すぐ戻ってくる!」
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第6回】藪坂 りーた
【小説】「瓦礫に埋もれて死ぬだろう…」心を染めていく、やるせない思い
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第5回】藪坂 りーた
「…やばい、最悪の状況だ」姉を助けに走った少年が目の当たりにした光景は…
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小説『俺たちのアビリティフォース』【第4回】藪坂 りーた
【小説】「あの地響き…、まさか!」視線の先は姉が居る病院。よぎる最悪の予想に少年は…
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