【前回の記事を読む】広がりつつある異国船の噂…国家に関わる機密を隠し通せるか萱野軍平は異国船の戦闘能力を知るためには、異国人の物の考え方や生活様式も知る必要があると、あらゆるものを船から下ろした。船室や船長室には机、椅子、燭台などの調度品、ろうそく、寝具、服、幾つもの雑貨が入った箱などの生活用品の他、首飾りやペンダント、金製の王冠、宝石などが入った箱があった。それらはすでに蓋が開けられ、物色され…
[連載]祥月命日
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小説『祥月命日』【最終回】深江 允
【小説】進展する異国船調査。報告を受けた藩主義政の判断は…
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小説『祥月命日』【第32回】深江 允
【時代小説】船大工が活躍!大砲をメインデッキから下ろす方法
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小説『祥月命日』【第31回】深江 允
異国船に積まれた宝の数々。横領したのはまさかの人物で…
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小説『祥月命日』【第30回】深江 允
宝や大砲を積んだ異国船。積荷を巡りそれぞれの思惑が渦巻く…
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小説『祥月命日』【第29回】深江 允
【時代小説】座礁した異国船への偵察中、思わず感嘆したワケ
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小説『祥月命日』【第28回】深江 允
武装した異国船が…「すぐ入り江を立ち入り禁止にしなければ」
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小説『祥月命日』【第27回】深江 允
幕府の徹底した貿易の制限、戦国時代まで遡る衝撃の理由とは
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小説『祥月命日』【第26回】深江 允
異国船座礁で生存者ゼロ…「面倒なことは避けられた」と安心
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小説『祥月命日』【第25回】深江 允
【時代小説】座礁したのは海賊船。嵐に襲われた乗組員たちは…
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小説『祥月命日』【第24回】深江 允
「結局はみんな死んだんです」異国船座礁の顛末が語られる…
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小説『祥月命日』【第23回】深江 允
【小説】寡黙だった父に村人を救った過去が。息子の反応は…
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小説『祥月命日』【第22回】深江 允
【小説】「生きているということは、いいもんでござんすよ」
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小説『祥月命日』【第21回】深江 允
「やっとうはできなさるんで」…“やっとう”とは何か?
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小説『祥月命日』【第20回】深江 允
非常事態でも動かぬ執政…業を煮やした軍隊長のまさかの行動
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小説『祥月命日』【第19回】深江 允
組織的な殺人か?番士の奇妙な銃殺事件の真相を究明する
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小説『祥月命日』【第18回】深江 允
海難事故と抜け荷事件の不可解な関係…解明の任務が始まる
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小説『祥月命日』【第17回】深江 允
誘拐、襲撃、転落…不運な幼子の命の危機を救った人物
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小説『祥月命日』【第16回】深江 允
剣術で防具なしの相手に完敗。足りないのは技や体力ではなく…
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小説『祥月命日』【第15回】深江 允
「自分は望まれて生まれた」ほぼ家にいない父からの確かな愛
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小説『祥月命日』【第14回】深江 允
「下士の子の分際で」差別を跳ね返すため、青年は修行に出た
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