姑にてこずり、右往左往して神経をすり減らし、毎日を送っている私は、パートながら要介護者を訪問しているプロのヘルパーなのだ。平成二年から亡くなるまで二年間舅の介護を経験した。その経験から早速ヘルパーの資格を取った。ホームヘルプ協会に所属して、家庭に派遣される訪問ヘルパーとして活動した。私がヘルパーになった平成五年頃は認知度も低く、しばらくは依頼がなかったように記憶している。依頼が来るようになって姑…
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エッセイ『嫁姑奮戦記』【第19回】大野 公子
介護する側、される側、双方には今日に至る歴史がある
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実用『脳梗塞に負けないために 知っておきたい、予防と治療法』【第4回】梶川 博,森 惟明
末梢の血管が詰まって何らかの神経症状が残ることがほとんど
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健康・暮らし・子育て『殺人うんこ』【第26回】横田 貴史
極めて強力な様々な有害物質が、食品の腐敗産物中に非常に多量産生される
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評論『人間を見つめる希望のAI論』【第34回】野咲 蓮
ある人はそれを隷属的労働からの解放と言うし、ある人は雇用の喪失と言う
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エッセイ『「つらい」と思っている人へのエール あなたは本当に魅力的な人間ですね』【第8回】林 由人
僕は不幸でもなければ、ごく普通
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エッセイ『良子という女』【第47回】野村 よし
途切れさせると、命が途切れるような気がする
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小説『高梁川』【第23回】白神 松男
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小説『永遠と刹那の交差点に、君はいた。』【第23回】津田 卓也
娘がリストカットしたの。死のうとした。あなたも同罪よ。
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小説『君と果実を』【第4回】牧原 智⼦
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俳句・短歌『歌集 秋津島逍遥』【第5回】松下 正樹
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評論『捕獲具開発と驚くべきネズミの習性』【第15回】山﨑 收一
進んで飛び出してくるなんて、ネズミらしさのかけらもない
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エッセイ『古九谷を追う 加賀は信長・利休の理想郷であったのか』【第3回】西野 鉄郎
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俳句・短歌『歌集 風音』【第2回】松下 正樹
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ビジネス『大家業は寝ててもチャリンチャリン 工務店社長が教える4つの核心』【第15回】町田 泰次
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小説『令和晩年』【第8回】西野 篤史
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健康・暮らし・子育て『永遠快気の生き方』【第21回】卯田 惣司郎
互いに必要とされ幸せな愛される環境を創る人生
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評論『人間を見つめる希望のAI論』【第33回】野咲 蓮
真の叡智の担い手は旧来の評価の枠組みには決して捉えきれない
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エッセイ『治療の痛みは喜びの涙 ある整形外科医の言いたい放題』【第4回】片岡 泰文
「寝心地がいい」「気持ちがいい」ことが、健康にいいと信じている人ばかり。
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小説『永遠と刹那の交差点に、君はいた。』【第22回】津田 卓也
人を好きになることはいけないことなんですか?
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俳句・短歌『地雷の如く』【第4回】馬場 美那子
句集「地雷の如く」より三句