1一人暮らしの老婆は、テレビの前に座っていても、ふと訳のわからぬ焦燥に駆られ、不安と孤独でいたたまれなくなって、ついつい「パンタレイ」に足が向いてしまう。ここでは彼女が愚痴のひとつでも放てば、すぐさま、ああでもないこうでもないと、反応が返ってくるのであった。庭木を掻き分け、裏庭に面している扉から店に入り、いつもカウンター前の指定席に座り込んで、同じように昆布茶を頼む。ときには、うつらうつらとその…
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