約束の朝、緊張気味でいつもより早く出社した。川原は竹村と申し合わせていたのか、二人そろって早く来ていた。二人の姿を確認すると、特に声をかけることもなく自分のデスクに向かった。鞄をデスクの下に置いてイスに座ると、田所とのやり取りを考えていたが、どうせ出たとこ勝負の俺だからとボーッとしていた。「松岡さん、コーヒーどうぞ。いよいよ決戦ですね」竹村が不意打ちのように現れて背後からコーヒーカップを机の上に…
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