その定点カメラはテレビ局所有の物なのか、毎朝の人出や交通量などを紹介する一コマとして決まってこの時間に流された。画面が切り替わって映し出されたアナウンサーが、七時台のニュースの始まりを告げると、口早に何かを伝えていた。「さっき映ったの、やっぱりまた流すみたいよ。嫌ねえ」嫌とは言いながらも興味津々の体の女性患者が、身を乗り出すようにしてテレビを覗き込んでいた。『映像の準備ができましたのでお伝えしま…
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ビジネス『AFTERMATH[注目連載ピックアップ]』【第19回】ジェームズ リッカーズ,伊藤 裕幸
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小説『紅の脈絡』【第4回】水無月 慧子
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