「急で悪いけど、これからうちに来ない? 打ち合わせをしたいから。外の自転車置き場で待ってる」波奈は二人の返事を待たずに、さっさと図書館の出口に向かった。あわてて文子も波奈を追いかけた。波奈が興奮をおさえきれずに言った。「ああ、緊張した!」文子もホッとしたようだ。「どうなるかと思ったわ。でも、うまくいったわね」まもなく研一と悟が、自転車置き場に現れた。悟が言った。「先に行けよ。オレたち、少し離れて…
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「死んでもいい」今までの過ちと覚悟を激しく息子に訴えかける母。息子を正そうとするも、母は自らの鈍感さに気づき、息をのんだ。
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