出発する前日の夜、「どんなにイヤなことがあっても我慢するんだよ。もし、悲しくなったり辛くなったら、夜空を見上げて、お月様にお祈りしなさいね。お母さんだと思って。そうすれば、絶対乗り越えられるから。すぐ叶わないかもしれないけれど、きっと叶うから大丈夫。お母さんも奈津のことを祈ってるからね」お母さんは遠く離れて暮らす私のことを心配してくれていた。秋田から一緒に来た同級生たちは大半が上野で電車を降りて…
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エッセイ『えびちゃんの ちょっと⼼が楽になる 乳がん・胃がん闘病⽇記[注目連載ピックアップ]』【最終回】えびちゃん
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小説『SHINJUKU DELETE』【第17回】華嶌 華
欲しいものない? 行きたいとこは? 誕生日いつ? 何が欲しい?…なんでもしてあげるから、どうか私を嫌わないで。ずっとそばにいて
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小説『新西行物語』【第10回】福田 玲子
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俳句・短歌『秘められた真序小倉百人一首』【第10回】野田 功
見捨てられた屋敷の寂しさ、引き続いて外に出てみれば秋の夕暮れがいずこも同じく寂しいと歌われていて…
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実用『マンションの未来は住む人で決まる』【第19回】久保 依子
マンションの問題=社会全体の問題?修繕されないマンションは、外壁の落下や耐震性不足など地域の環境にも悪影響を及ぼす。
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歴史・地理『幻殺』【第14回】本間 蒼明
「これで室町幕府は崩壊した。元亀の年号をすぐさま改元する!新元号を『天正』と改元するよう、朝廷に奏請せよ……」と命じた信長
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小説『浜椿の咲く町[人気連載ピックアップ]』【第36回】行久 彬
着の身着のまま出て来た大阪――あれから2年が経ち、30台前半の丸みを帯びた体からは抑え切れない色香が漂い…
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小説『魂業石』【第6回】内海 七綺
「こんばんは。強盗じゃないですよ。これから、生きたままあなたを××します。」――迷惑爺さんが自宅でうたた寝していると…
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小説『溶けるひと』【第9回】丸橋 賢
息子の引きこもりを治すのは今しかない。自ら開けた息子の部屋のドア。突如部屋に入った母に息子は―
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エッセイ『えびちゃんの ちょっと⼼が楽になる 乳がん・胃がん闘病⽇記[注目連載ピックアップ]』【第3回】えびちゃん
抗がん剤治療のあとは夕方頃からしんどくなり1週間から10日間寝込むことに。そして白血球が減るといろいろな症状が出てきて…
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小説『ミルフィーユのふうせん 』【最終回】青木 満
【大人が泣ける絵本】戦争を終わらせるための戦争…夜が明けると、ひとが死にます。1944年6月6日の夜明けです。