逆転前屈系
スキのポーズ(ハラ・アーサナ)
①仰向けに寝て、息を吐いて、アキレス腱を伸ばし、アゴを引き、両手は手の平を下にして体側にそわせる。
②息を吸って足の甲を伸ばし、息を吐いてアキレス腱を伸ばす。ゆっくり両足、ひざを伸ばして45度まで上げ、クムバク(呼吸止める)したまま腹筋が震えてくるまで耐え、次に、息を吐きながら両足が床に垂直になるまで、ゆっくり上げてゆく(腹筋力のない人は足を上げられない)。
③息を吸って足の甲を伸ばし、息を吐きながら両足は床と平行になるまで腰を持ち上げ、このときひざ裏を伸ばす。(仙骨の歪みがあると腰が上がらない)。(関連記事:『体の歪みは首の歪みを作る…必見の「首のこり整体」に挑戦!』)首と上体が垂直になるように、足裏で空気の壁を押して足先を床につける。静かに自分の内に心を向け、尾底骨から頸椎まで伸びているのを感じる。
④苦しくなったら、息を吸ってかかと突き出し、息を吐きながら太腿を顔に近づけて、ゆっくり背骨を一つずつ着地させる。直角にきたら、息を吸いなおして足の甲を伸ばし、息を吐きながらかかと突き出して、ひざを伸ばし、ゆっくり両足を揃えて下ろしていく。最初に着地する部分は、ふくらはぎのプックリした部分です。
効果
腹筋が強化される。腹筋は内臓筋とつながっているので、内臓が元気になる。頸椎のねじれが修正され、背骨の椎骨間が伸び、正しい位置になるので、自律神経の働きが高まる。便秘、腰痛、胃、肝臓、脾臓などの疾患に改善効果がある。