俳句・短歌 歴史・地理 歌集 歴史 2020.12.09 歌集「風音」より三首 歌集 風音 【第19回】 松下 正樹 何気ない日常にある幸せを探しに。 優しい風を運ぶ短歌集を連載でお届けします。 この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 次回の記事へ 最新 刈りとられ田に残されし切株に 鮮しく芽立つみどりの萌ゆる 赤い舌ぺろんと垂れて立つカンナ 女と生まれ おしゃべりして暮らす *カンナ 中南米原産。草丈1mから2m。 コスモスは風の花なりゆれながら コスモスの中で咲いている
小説 『訳アリな私でも、愛してくれますか』 【第29回】 十束 千鶴 「もうマジで、すげー萎えたよ。」彼氏に左胸がないことを打ち明けた翌日に…溢れ出る涙。期待した私が悪かったんだ… 【前回の記事を読む】「私、実は左側の胸がないの」——この人なら私を受け入れてくれる、そう思い打ち明けたが「は……?」「マジかよ……」「ごめんね、今まで打ち明けられなくて……でも、大輝とそういうことをする前に、伝えておかなきゃって思ったの」大輝の様子を伺う。言葉を選んでいるのが伝わってくる。「……まぁ、じゃあ……今日はやめとく?」「え……」(やめてほしいっていうわけじゃないんだけど……)ただ、理解…
小説 『大人の恋愛ピックアップ』 【第93回】 青石 蓮南 「あなたの血液型ですが。検査の結果は、B型でしたよ」「B型⁉」...医師から言われたその言葉に、愕然としてしまった 【前回の記事を読む】息子の涙にもらい泣きした。父もまた、息子の蓮の事を今まで忘れた事がなかった。そしてまた会える日をずっと願っていたのだ...その日は、会社の規定で、年に一度の健康診断の日であった。会社から指定された病院へ向かって、受付を済ませた。その病院には、妙な噂が流れていた。そこは「死人病院」と言われていて、なにしろ、患者がそこに入院すると、高い確率でそのまま老衰して逝ってしまうのだとか。…