青海に砂州ひとすぢに横たはる 松も代を経る天橋立
松ケ枝に風の鳴る音ききながら 歩いてわたる天橋立
まむかひてほほゑみかはすみ仏の さしのべし手に明日をたのまむ
“忘れえぬ旅をまたひとつ三十一文字に封印す”
――日本の面白さに旅装を解く暇もない
最果ての無人駅から、南の島の潮の香りまで、まだ見ぬ土地に想いは募る。
尽きせぬ思いが豊かな旅情を誘う、味わい深き歌の数々を連載にてお届けします。
青海に砂州ひとすぢに横たはる 松も代を経る天橋立
松ケ枝に風の鳴る音ききながら 歩いてわたる天橋立
まむかひてほほゑみかはすみ仏の さしのべし手に明日をたのまむ