それでは早速、4C分析を医療に当てはめて考えてみますと、
・Customer Value(顧客価値):治療・検査の選択の幅、高い専門性、高度医療機器・施設、接遇
・Customer Cost(顧客コスト):保険適用の有無、待ち時間
・Convenience(利便性):交通利便性、駐車場、授乳室・保育室
・Communication(コミュニケーション):市民公開講座、疾患に関する情報提供
最近では、医療サービスの特性を考慮したマーケティング・ミックス要素として4Pに3P(物的環境(Physical Evidence)、提供プロセス(Process)、人材(People))を加えた7P[※7]も提唱されています(図1)。