明神水産から仕入れた商品をそのまま切って出すのでなくガスで焼き炙ってから提供するように変えてみたらお客様から美味しくなったねとの声を頂けるようになりました。
会社からは勝手に商品に手を加えたり変えたりしてはいけないと叱られました。頭にきて「美味しくして何が悪いのか」と喰ってかかりましたが誰からも納得するような具体的な説明はありません。
私は美味しくしてお客様が喜んでくださることこそ商売の正しい道だとその時に確信しました。マーケティングなどという言葉は知りませんでしたが、答えは現場にあり正解はお客様が教えてくれるということを大事にしようと固く決めました。
元祖 塩たたきの完成
もっと美味しく出来ないかと考え続けていた時に、鰹のロイン(ロインとは焼く前の鰹の節(ふし)のことです)をお客様の目の前で強火のガスで焼いて提供している店があると聞きました。
ならば今度は明神水産で藁焼きをしていない冷凍のものを、目の前で藁で焼いてすぐに温かいうちに提供したらどうかというアイディアが浮かんだので早速作って試食してみるとこれがとても美味しくてすぐやってみたいと思いましたが、明神水産から冷凍ロインの状態で仕入れてその場で焼いて出すには本社の了解が必要です。
またひろめ市場の店舗の許可とか藁焼きのための改装など簡単にはいきません。
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