【前回の記事を読む】高校は中退し、履歴書には「中卒」としか書けなかった私…漁師の仕事も務まらず、行き当たりばったりだった人生を変えたのは…
第二部 経験に基づいた内容、そしてこれからの事業計画
Ⅳ 商売から経営へ
ひろめ市場店が三年経ってやっと軌道に乗り、店舗としての体裁は整ってきましたが、会社とかビジネスとしてはやっとスタート地点に立ったところです。
中学生の頃からの大切な友人であり既に経営者となっていた野本君が、いつもは東京でやっているのだが今度大阪で株式会社オールウェイズ(現株式会社研修サービス)という研修会があると教えてくれました。
2005年に入社したばかりの部下の東野君と一緒に参加したのが社長の小出繁美氏との出会いでした。その研修の中で大我と小我というものの見方を教わりましたが、それはまさしく私が母親や祖母から幼い時から教わってきた、生きる上で人として大切なことと同じだと教わったのです。
会社の経営など全く知らなかった私ですが、経営する上では知識やスキルと共に心構えというか心の在り方が必要であるということに気づかされました。
学校の勉強は嫌いでしたが経営についてはもっと勉強したいと思うようになり、大阪で株式会社オールウェイズが主催する経営者の勉強会VE(Visionary Executive)に社員の亀谷君、明神慶君、大野君、高橋君、矢野君、笹岡君、と2012年から一年間参加しました。
毎月一回店舗の営業を終えた後、皆で車に相乗りして高知から大阪に走り、車内で仮眠して9時からの勉強会に参加しました。いい会社にしようと皆一生懸命で、今振り返ってみると若いエネルギーに皆あふれていてよくやったと思います。
その時一緒に参加した亀谷君は2010年の29歳の時に将来高知で飲食店を経営したいという夢をもって入社して、その後店長、ブロック長を経て明神丸の営業部長になり、今では明神水産の営業部長として活躍しています。