【前回記事を読む】プロポーズしたら彼女が急変…「今から私の家に行くわよ」と連れてこられた家で絶句。現れた彼女の家族は全員…

挨拶~おかしくない? ありえない面々

状況が状況であるため、まず五人は応接間へ移動し大きな机を前にして座った。

そこで公男と瞳は使用済みカレンダーの裏紙を広げ、マジックで関係図を書くことによりそれぞれの頭の中を整理していくことにした。

「ていうか、パパと英君は取引先の関係なわけね……」

「いやいや……瞳が風間さんとお付き合いをしていたこと。彼氏である風間さんの相談にパパが乗っていたこと。それこそ驚きだよ」

英介は前を向きつつ申し訳なさそうに目を左右にキョロキョロして話す二人を見ていた。

「瞳ちゃんずるいよー。風間さんは私の高校時代の憧れの格好いい先輩なんだよ!」

真奈美は過去の自分を思い出し愛おしい感じで英介の顔をジーッと見ていた。

「えっ、真奈美ちゃんが昔言ってた憧れの格好いい先輩って風間さんのことだったの」

公男は英介と真奈美を交互に見ていた。

英介はそうだったのかと恥ずかしそうにニヤリと公男を見ていた。

「ママ何言いだすのよ、英君困っているじゃない。……パパそんなジェラシー感じるような目で英君を見ないで!それからママ! ママ! ちょっと……英君を見過ぎだよ!」

瞳は困った顔で公男と真奈美を見た。