【前回記事を読む】せっかく良い気分で下山したのに…風景を乱す原色の建物に出くわす。建設費70億円でこの出来とは驚き。このセンスは誰…

一、美しい日本の山々

七 落葉・広葉樹林 平成13年8月3日 日本海新聞 潮流

小鳥の鳴き声に関心を持つが鳥は中々敏捷で姿を捉え難い。

去る立夏の頃、樗谿近くの我が家でホトトギスの声を聞いたがホー、ホーとフクロウの鳴き声も長閑で幼い頃の神社の老杉を思いだす。

樹木といえば東北のある町の街路樹はナナカマドで赤い実の風景は印象深い。

鳥取市内は寺町通りの楠木の街路樹を昨年、サンザンに散髪をしたが夏の陽ざしを避けてアスファルトの炎暑を和らげるものをガリガリに剪定してしまうのは頂けない。誰の指示であろうか。

そう言えば、樗谿から本陣山の登山ルートの道を、裏道までコンクリート舗装して土と落ち葉を踏む喜びを抹殺してしまった。

いい雰囲気のそま道が台無しとなった。担当者は現地を見て判断したのであろうか。

あれは不要な事業であった。サービスのつもりか、机上の感覚で決めたのか、業者任せか。自然との調和とか人間の心の潤いとかを考慮したのであろうか。

どうしてこんな事になってしまうのであろう。

東京には武蔵野の面影が残っており一時は都内の森巡りに躍起となったことがあった。

航空写真で見るとあの大東京に皇居や明治の森、代々木の森を始めとした森の数々が都内を占拠している。

皇居の奥の奥まで拝観した事があったが大自然そのままで甚く感動した。