京都は関西在住50年のお蔭で知っているほうだが住友別邸とか真々庵、野村別邸など非公開のものに素晴らしいものが温存されている。
京都は観光客ずれして庭園料金が高くイジマシイ印象を受ける。
東京は大らかで入園料も実に安い。庭園も大木が多く大スケールで一時は東京の庭園巡りに凝った。
皇居近くの高層ホテルから皇居とか青山東宮御所の森が雨で霞む風景はいいものだ。東京といえば私は千円の昼の弁当にも関西と一味違う江戸の粋を感じている。
大阪は決して食道楽とは言えぬ。京都には高く見せるノウハウがある。
確かに色んな点で東京には江戸文化の心意気が残っていると見る。
大阪は大阪城と万博公園の森程度か。
神戸は住まいが近かったが六甲連山と海が実によく調和し震災前は外国が街にあるようなセンスで私には第二の故郷と言える。
新幹線新神戸駅裏10分で深山幽谷となり雌雄の布引の滝のあるのをご存じであろうか。
ヨーロッパは森が激減したらしい。ギリシャのエーゲ海も地中海も魚が極めて少ない事と因果関係があると聞いた。
森林が減ると文明も滅びるという学者もいる。
日本は山を伐採しても30年経つと復元する気象条件に恵まれた有難い島である。
その島が今や戦後のコンクリート文明のためにゴミとダイオキシンに汚染され日本のウォーターは見る影もなくなった。
落、広葉葉樹林の激減は人類と文明へ致命的報復を果たしつつある。