俳句・短歌 エッセイ 歌集 エッセイ 短歌 2026.04.05 「しなる筆 恋文手にし しなり筆 硯すり減り 進まぬ一筆」【短歌】他5首 歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった 【第10回】 出島 美弥子 もう一つ 夜空見上げて 願い星 平和の祈り 両手いっぱい この記事の連載一覧 最初 前回の記事へ 15のエッセイと71の短歌で描かれる心の風景。喜怒哀楽を見つめ、命の輝きと尊さを伝える魂の言葉たち。静かな決意と深い愛情が織りなす珠玉の作品集。※本記事は、出島美弥子氏の書籍『歌集 いのちの名 明日のみえない日もあった』(幻冬舎ルネッサンス)より、一部抜粋・編集したものです。 【前回の記事を読む】手相見る なんてふりして あなたの手 ふれていたくて そうっと包む 「明日のみえない日」 しなる筆 恋文手にし しなり筆 硯すり減り 進まぬ一筆 香りくる あなたの気配 すれ違い 遠くの遠く 逢いにゆきます
エッセイ 『振り子の指す方へ[注目連載ピックアップ]』 【第12回】 山口 ゆり子 姉がトイレへ行った隙に…夫は私の腰を抱きよせ、肩にアゴを軽く乗せてきた。「無理しないで」と言われて、身体を預けると… 【前回記事を読む】看護師になり数年経ったある日、姉は自室から出てこなくなった…その日『夜になったら部屋を覗こう』と思っていたのに…すると亜希子はおもむろに、何かのパンフレットを取り出した。「来月からアメリカに二年間、研修に行くからね」郁子は話題が変わって少しホッとしていた。ところがそれも束の間、先ほどよりも深くなった亜希子の心の闇に共鳴する何かに心を揺さぶられて、郁子はまるで船酔いの時のような気…