【前回記事を読む】彼女の見え透いた嘘を信じたくなかった。それが彼女と過ごす最後の朝になるなんて……

「放物線」

潮が引いていくように

月が欠けていくように

私たちもまた

寄せては引き

その繰り返し

円を描くように

満潮になり

想いが満ちたとき

また混じり合う

幾度となく巡り逢い

ひとつになってゆく