【前回記事を読む】静かに時を刻む——三篇の詩が映しだす、心のリズム

「オーデコロン」

長い髪に

散りばめられた

甘い余韻

静まり返った部屋に

彼女の残像が広がる

愛おしく

何処か

儚さを灯して