俳句・短歌 詩 短編集 ことば 2025.12.09 誰かとの何気ない会話、部屋に残った彼女の匂い。日常を切り取った3篇の詩 「四時一分前」 待ち合わせ 腕時計を見る いつもの駐車場 外はまだ明るい 隣に着く車に 足早に乗り換える 何気ない会話 そして 沈黙 この時間が好き
小説 『哀瞳のレムリア[注目連載ピックアップ]』 【最終回】 岩下 光由記 パラオの国旗は、なぜ日の丸に似ているのか? 丸を“わざと”中心からずらした理由とは。現地で聞いた「日本への想い」に言葉を失った―― 【前回の記事を読む】スポーツに熱くなれることは、平和の証だ。頬を日の丸に塗り、国旗を振って〝ニッポン、ニッポン〟と叫ぶ若者たち…彼らを見て涙するのは……「わたしたちの身近な祖先たちはいつも言っていた。日本統治時代だけは幸せだった、日本の皆さんとやった運動会、パン食い競争は楽しかった、最高の思い出だったとね。やがて日本がアメリカと戦争を始めた。このパラオにもアメリカ軍が迫ってくることになったとき、…
小説 『鮎川のほとり』 【第4回】 弥富 泰男 気になる同僚女性と二人きりになるために…男は“2枚だけ”クラシックコンサートのチケットを用意したが…… 【前回記事を読む】毎週のように訪ねてくる、父の教え子2人…母のお気に入りになり、「どちらかに、娘をもらって欲しい」*翌週から、総務課は忙しくなってきた。課長が課員を集めた。「社長からの提案で、当社もSDGsを導入する方針だ。富永君、SDGsの背景を少し調べてくれ」「承知しました。情報集めをします」「中間報告でいいから、三日以内にやってくれ」富永は、急に忙しくなってきた。国際会議室改装の件、オンラ…